【感想】カナクのキセキ1

上総朋大, さらちよみ / 富士見ファンタジア文庫
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
3
11
6
1
1
  • ピュアラブストーリーです

    ええと、評価が難しいな。石碑をめぐる巡礼が進むにつれ、世界の構造や二人の抱える事情などが明らかになっていくという、ロードノベルの体裁を取っています。マールの旅も間に挟まれる形になっており、構成が結構工夫されています。ピュアでちょっと悲しいラブストーリーという狙いはハッキリしていて、読後感は良かったです。草人っていうミニゴーレムは、可愛くてとても良いアクセントでした

    いくつか細かいあらもあって、まずキャラクターがステレオタイプです。まあラノベだからこれで良いのかな?あと、ストーリーがちょっと先読み出来すぎるような。1/3も読めばラストシーンが予想できてしまいます。でも、小説を読み慣れてない人だと普通に大感動できるかな。

    全体としては良かったと思います
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    投稿日:2014.07.04

  • 石碑を巡る旅と初心な恋

    数奇な運命を辿ることになったカナクとユーリエが、何を思い、何を感じ、どんな人生を歩むのか?
    それが知りたくなる素敵な物語でした。

    投稿日:2015.10.22

  • 素晴らしい!!

    物語としてかなりの完成度です。
    奇抜とか意表をつくとかでは無くある意味王道かもしれませんがそんなことはどうでもよい!!です。
    感動した事実が大事です。
    ラブとナミダがメインでしょう。
    テンポも良いし軽すぎず重すぎず
    笑いがあってモエがあって涙がある
    良いお話です。
    1巻だけでも是非読んで欲しいです
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    投稿日:2013.10.18

ブクログレビュー

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  • キじばと。。

    キじばと。。

    1000年前のアレンシア大陸に、暁の賢者マールと呼ばれる魔女がいました。魔法学校を卒業した少年・カナクと天才魔法少女のユーリエは、マールが大陸の各地に残した石碑をめぐる旅に出かけます。

    カナクには、一つの秘密がありました。彼が幻の種族・銀獣人だということです。一方ユーリエも、幼少時に養育施設に預けられてそこでカナクに出会っていたことを隠していました。しかし、旅が進むにつれてマールの残した石碑がユーリエの心理に呼応し、それとともに二人の心は接近していくことになります。

    やがて二人は、最後の石碑のある、闇種族の治めるジェド連邦にたどり着きます。ところがそこに、マールを「暁の賢者」として奉る信者たちを排斥しようとする連邦軍が攻撃を加えます。カナクとユーリエは最後の石碑にたどり着きますが、そこで連邦軍の襲撃を受け、カナクはユーリエのために銀獣人の姿をさらして戦ったあげくに、致命傷を負ってしまいます。ユーリエはカナクの命を救うために魔法アルヴァダーグを使い、そのために1000年前の世界へと飛ばされてしまいます。

    ユーリエが幼い頃からカナクのことを想っており、一方カナク幼少時から慕ってきたマールがユーリエだった、本書はそんな二人の純愛を描いた物語です。

    この主題はとても気に入ったのですが、ただ、一般的なライトノベルとは展開のスピードが違うため、少しもの足りない気分にさせられます。ふつうライトノベルでは、キャラクターの行動原理は人間関係を通じて醸成されてくるというより、キャラクターの設定から演繹的に導かれてくることのほうが多いのですが、それを読者に違和感を抱かせることなくシリアスな展開にもっていくために、キャラクターどうしのたわいもないやり取りに何巻か費やしています。ところが、本作は1巻の分量にカナクとユーリエの物語を押し込めてしまっているため、「物語」以前の「設定」の部分が、そのまま提示されているような印象を受けてしまいます。

    もう少し余裕のあるスピードで物語が進んでいたら、評価もまったく違っていたかもしれません。
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    投稿日:2017.12.25

  • まさし

    まさし

    石碑を巡る旅に、初心な恋。
    数奇な運命を辿ることになったカナクとユーリエが、何を思い、何を感じ、どんな人生を歩むのか? それが知りたく全巻読みたくなりました。
    ReaderStore一巻無料利用。

    投稿日:2015.10.20

  • 森月雫

    森月雫

    このレビューはネタバレを含みます

    全体的にあっさりしてるのだけど、カナクとユーリエの旅はもう少しじっくり書いてほしかったし、展開も早々に読めちゃうのがなんとも…。でも、2人の旅の結末があんまりで、ここで終わるのはやりきれない。なので続き読む…。

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    投稿日:2015.03.12

  • 02yanma

    02yanma

    はじめの方からこれはいつ面白くなるのだろう、まだかまだかと思いつつ最後まで読まされて落胆しただけだった。予想できる展開にどうしようもない最後。これを面白いと押した人もしくは編集は、続けて出る2,3も一緒に読んだのだろうかその上での評価なのかもしれないが。そうだったとしたら全部一冊にするなどの英断をするべき。
    3部構成のはじめがこれでは私は絶対に続きは読まないし、この作者の他の作品に手を伸ばしたいとは思えない。
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    投稿日:2013.02.12

  • お散歩アッシュ

    お散歩アッシュ

     期待の新人と評価もなかなかでしたので試しに読んでみました。思ったよりも、いまいちだなと思いました。期待し過ぎというのと、自分の好きなジャンル違いかな?
     内容は、感動系?読んでいて、最後は悲しいけれどこれもひとつの形だよね!みたいな感じで少し、正直言えば似たようなので富士見ファンタジアでもあります。個人的には、黄昏色の詠使いシリーズとか・・ なので、内容的には、あまり大きな感動はありませんでした。
     それでも、文章はしっかりとしていて読みやすかったです。続刊も出るようなので、綺麗に終わらせただけに続きをどう持っていくのか機になるところです。
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    投稿日:2012.11.09

  • ninnaji

    ninnaji

    このレビューはネタバレを含みます

    とにかくユーリエが可愛い。
    展開も読んでいる途中は若干強引かとも思ったが、一巻読了後に思い返してみれば、たいていユーリエの性格ということで説明がつく。
    登場人物が皆、感情豊かなので女性に勧めてみたい作品だ。
    途中で薄々感づくものの、最後で大きなどんでん返しがあるのはやはりおもしろい。
    この作品の特徴として、やたらめったら分かりやすい伏線を張っている。好きな人はそれが好きなのだろうが、自分は苦手だった。
    また、二つの話が同時に進んでいくのだが、良いところで切り替わってしまうので、CMを挟むテレビでも見ているかのようになるところは微妙だと思う。
    この内容で続きがあるというのは蛇足のような気もするが、三巻まで読んでみたところ意外と面白い。
    知られざる過去がグイグイと今につながっている。このまま全ての話が一つにまとまるのかと思うと、続巻が待ち遠しくはある。

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    投稿日:2012.01.30

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