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神坂一, あらいずみるい / 富士見ファンタジア文庫 (2件のレビュー)
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仕切り直しの第二巻
スレイヤーズの本編15巻を読了した上での感想です 読み直しながら感想を書いてるんでつい忘れてましたが、本作はリナの一人称小説です。だから「あたしは・・・」という文体になります。今では見ない文体ですね…え。薄ぼんやりした記憶だと、古いコバルト文庫あたりでも「あたしは・・・」だったような。 さて、リナ=インバースとガウリイの冒険ファンタジー小説も、二作目となりました。一巻で最強魔道師と大魔王をやっつけちゃいましたので、本巻の敵は小粒となります。でも、戦闘のスリリングさは変わらんのよね。そして本巻で魔族が本格的に登場します。 それから、リナは一巻より断然活躍していると思いますね。一巻では出てきて早々に怪我をしたり、月のもので魔法力が落ちたりして、活躍したのは最終シーンくらいでした。本巻では最初から最後まで暴れまくってくれます。 ストーリーの方も、あれっ、なんだか面白い。一巻よりいいと思います。謎解き要素も最後まで興味を引きますし、ガウリイが強い剣士と一騎打ちしたり、ダンジョンをリナの魔法と機転で探索したり、かなり楽しんでしまいました。 最初に読んだときは、日本で一番売れたラノベだから凄いに違いない、という思い込みが強すぎました。それで、予想より面白くないので、ちょっとガックリしましたが、フラットな気分で読んだら結構面白いではないですか続きを読む
投稿日:2014.03.04
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雄猫
シリーズ第二巻。 剣士ガウリイと旅をするリナが魔道士師の階級闘争(?)に絡んだ陰謀に巻き込まれてしまう。 相変わらず軽いノリとギャグ成分を含んだ展開でガウリイとの掛け合いも軽妙になってきた感がある。… 一方でグロ成分も多めに含んでいて著者が孕んだある種の狂気も垣間見れる。 運転中にオーディブルで聞いているという言い訳をあえてしておくが、登場人物の名前が覚えられない(笑 声優の演じ分けでかろうじて理解できた。 続きを読む
投稿日:2020.05.04
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