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志村貴子 / 月刊コミックビーム (10件のレビュー)
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総合評価:
たかき
リア充でも辛いこともある
大学時代に何度となく読み返した青春群像ストーリー。第一印象は「無限の住人のオマージュかな」でしたが不死身のマゾヒストも出てきませんし、武器振り回したりもしません。 主人公は圧倒的リア充なんだけど、見た…目が良い以上の才覚を自分に感じることが出来ず、とはいっても容姿に恵まれていることは重々承知という捻くれる必要十分条件を満たした少年です。 とは言え人生は思った通りに進まない。めんどくさいことに巻き込まれながらも徐々に居場所を見つけていく。 結論こそ無いものの、いろいろな人の思惑をザッピングしてみていくことが面白く、何度も読み返してしまいます。娘が中学・高校になったら読ませてみたい一冊です。続きを読む
投稿日:2016.01.24
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ソラ
すぐ陰口や愚痴を叩いて、すぐ欲情して、気まぐれで飽きっぽくて、すぐ軽口を叩く、その割に中途半端にプライドが高い。たまに高過ぎてめんどくさい。そういう部分に自覚はあるが変わらない。変われない。変わってし…まうと噓くさい。しかし、どんな人でもどこかしらに純粋さが見え隠れしている。だからなんだか憎めない。だからこそ厄介。そんなある種のゆとり世代の日常を生々しく捉えた青春モノ。偉そうに精神論語るのもほとんどモノローグばかりで、喋るとほんと今時のガキなのである。名言や迷言も数知らず。笑えないです。決して尊敬できないタイプの人々なのにいつの間にか演出に騙されて見入ってしまっている。漫画特有の『間』のつかいかたも意味深で絶妙。たまには甘ずっぱくない青春モノが見たい!という方におすすめ。苦ずっぱいお話です。続きを読む
投稿日:2014.03.28
アルマジろう
すごくPOPな絵なんだけど、ストーリーはどこに向かっているのか分からん。今んとこ、登場人物がみんな通りすがりのような印象しかないし。 2巻目読むかは、微妙。
投稿日:2013.05.27
kaxraxsu
志村貴子さんの「放浪息子」が大好きで、デビュー作となるこの「敷居の住人」もずっと気になっていました。思春期の不安定さや脆さや儚さが、「徹底した中途半端の描写」と「独特の話のテンポ」で上手く描かれている…作品でした。続きを読む
投稿日:2012.10.18
右往左往
ナナコ漫画。 ミドリちゃん、兼田、キクチナナコ 魅力的すぎて何もいえない 読むとはっとさせられたり、肩透かし食らわせたり、食らわされたり。むーちゃんにムカついたり、といった漫画。
投稿日:2011.03.21
まみたん
墓まで持って行きたい漫画Best5に入りますね。 これを初めて読んだ時は私も千秋と同じ中学生で同じ境遇でした。 なのでもうもうもう何回読んだことか! 表紙買いした私拍手。 志村貴子は天才。芸術。 大人…になって読み直すとまた違った目線から見れてすごくいい。 ああ、かわいい悩みだったなって思ってなんかすべてを抱きしめたくなる。 一生大好きな漫画。続きを読む
投稿日:2010.10.09
うぐいす
何も起こってなさそうで色々ある日常の様子。面白かったです。 暗い話ではないのにままならない感じに落ち込んでしまった。
投稿日:2010.06.27
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