【感想】万能鑑定士Qの事件簿 X

松岡圭祐 / 角川文庫
(112件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
17
41
45
1
0
  • まだまだ続きます

    万能鑑定士シリーズ10作目。
    一番最初の事件が解決するところから、話が始まります。
    ノンビリで人を疑うことを知らない莉子が、どのようにして万能鑑定士になっていったか、ということが書かれています。
    でも、その過程が難しくて軽く読み進めてしまいました。
    作者は、この10話でシリーズを完結させようと思っているのかな?と思いながら読みましたが、そんなことはなさそうですね。
    鑑定士駆け出しの頃の莉子に会えてたのしかったです。
    続きを読む

    投稿日:2015.11.11

  • 莉子があそこまでの頭脳を持っている理由が分かるかも・・・?

    この本は1.2巻の最後のまとめと、20歳のころの莉子の姿を中心に書かれています。
    なので、1.2巻を読んでから読むと、より楽しめると思いますよ!

    投稿日:2013.10.14

  • 駆け出し鑑定士の成長物語

    記念すべき10作目にして原点回帰とも言える作品です。1〜2巻に続く物語であり、開業直後の莉子の初々しい姿を見ることができます。この頃の莉子はまだ駆け出しで、詐欺に騙されるなど不安いっぱいでしたが、事件を通して少しずつ論理的な思考を身につけていきます。その成長過程で、今の自分に出来ることを必死に行い、被害者を助けようとする姿はとても感動的です。莉子の成長物語であり、原点を感じとれる濃密な一冊となっています。続きを読む

    投稿日:2015.02.08

  • なんという説得力www

    冒頭は2巻終了時からの続きから始まります。
    そこで私が2巻のレビューで書いた疑問点が説明されていました。
    ハイパーインフレが起こった当時の与党が例のあの党という設定だったとは...。それだけで全て納得してしまいました。
    続きを読む

    投稿日:2013.10.17

  • 当初から読んでいないと

    以前の物語の回想や穴埋め、
    とっても楽しく読むことが出来ました。

    投稿日:2013.10.21

  • シリーズを全部読んでから、もしくは最初の一冊もある意味あり?

    読者が選ぶ人気ランキングには、シリーズで最初に本作を読むなら21ページからとあり、時系列でいうと最初の話です。
    最初に読んであとでまたもう一回読み直すという方法もありなのかなと感じました。

    このシリーズを一冊だけ置いておくなら、今はこの本をおいておくかも。というくらいには気に入りました。続きを読む

    投稿日:2013.11.11

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ブクログレビュー

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  • raindrops

    raindrops

    凛田莉子の独立前後の話。天才へと変貌していく過程が描かれていた。
    有機的自問自答(理由をひとつに絞れ)、無機的検証(それが終わればすべて終わりか否か)。これをできるようになれば騙されないようになるらしい。難しい
    続きを読む

    投稿日:2023.01.04

  • M IYABI

    M IYABI

    莉子の開業して間もない頃の1、2巻の前日譚プラスの今まで出た巻の色々がチョロチョロ。
    知識はあるもののその活かし方が上手くいかず、騙される莉子に対して師匠である瀬戸内がモノの考え方、思考術を身につけさせようとする。実際あのやり方であの莉子が出来上がるとは思わないが、思考の転換、展開に広がりは出来るのかなぁ。いや詐欺対策にはなりそうにはないが。まぁいつものように苦労しつつも悪人が成敗されると気持ちいい。現実がそうでないので続きを読む

    投稿日:2022.12.03

  • Bフォレスト

    Bフォレスト

    このレビューはネタバレを含みます

    莉子の類い希なる才能がどのように育ったのかが書かれている。師匠である瀬戸内から自らの思考を磨く術を教えられる莉子。そんな瀬戸内が数年後犯罪を犯してしまうのが残念でならない。
    社印の件はどんなトリックが有るのか興味深かった。やや強引な面はあったものの一応は納得した。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.06.19

  • S.R

    S.R

    このレビューはネタバレを含みます

    万能鑑定士シリーズの第10弾。
    巻数こそ10巻だが第2巻の続きとも言える作品で、万能鑑定士の店を開いた後からのストーリー。しばらくは知識無双でこの人本当は馬鹿だったって事を忘れてしまったのでとても新鮮だった。
    有機的自問自答と無機的検証という論理的思考で徐々に成長していくところは成長なのにいつもの彼女に戻っていくように感じてとても不思議な気分でした。
    ストーリーも最初は印鑑偽装疑惑から始まり、それが広域指定暴力団の国際問題につながっているところがスリリングなエンターテインメント性を感じられてとても面白かった。莉子のサポーターである朋李との関係性が中々進展のない小笠原とのギャップがあって、この二人のように小笠原とも進展して欲しいなぁと思いました。
    そして最後は2巻の後日談に戻り、その後の瀬戸内親子のエピソードや雨森華蓮とのエピソードにつながっていくところにそこがそんな風に繋がっていくのかと感じこのシリーズの深さを感じました。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    凜田莉子:佐藤聡美
    葉山翔太:中村悠一
    雲津隼斗:小林裕介
    瀬戸内陸:三木眞一郎
    瀬戸内楓:鬼頭明里
    笹宮麻莉亜:小林ゆう
    笹宮朋李:村瀬歩
    神条康仁:西村知道
    絹尾甚慈:福山潤
    祇園奨悟:稲田徹
    稲賀:梁田清行
    橘:千葉進歩
    謝花和樹:増田俊樹
    謝花玲:畠中祐
    藤堂俊一:立木文彦
    氷室拓真:緑川光

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.04.03

  • maki♪

    maki♪

    10作目にして最初の事件なんだね〜。にしてもこの作品の現代がシリーズでいうところのどの時系列に当たるのか??聞いあことある登場人物があちこちに。でもまだ出会ってもないとか!?
    だめだ。最初に戻ろうと1冊目に戻るとどうやらここと時系列が重なるらしい。。。
    とりあえず、最初の依頼人の力になることができて解決!とまでは行かなくても足がかりができて良かった(^^)
    続きを読む

    投稿日:2021.05.29

  • cherry00

    cherry00

    莉子ちゃんがお店を開いたばかりの頃の話。あの人もこの人も出てくるなーエピローグ部分にはこれまでのお話に関するところも。
    莉子ちゃんのお店の前のオーナーが立ち退いた理由にはそんな裏が、ヤクザの絡む壮大な計画があったとは!!それにしてもあのクルーズ船に乗り合わせた人、気の毒だっただろうな。続きを読む

    投稿日:2020.09.16

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