【感想】万能鑑定士Qの事件簿 V

松岡圭祐 / 角川文庫
(137件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
14
51
53
7
1
  • フランスでも輝く莉子の鑑定眼!

    シリーズ5作目の舞台はフランス。思いかけず事件に遭遇してしまう莉子ですが、確かな鑑定眼をもって日本と遜色のない活躍を見せてくれます。高校時代の担任教師と同行することになるのですが、劣等生だった頃のイメージしか持っていない先生は、まるで別人のように聡明な莉子をみてビックリ仰天。やがて莉子の成長を認めざるを得なくなるのですが、その際のやり取りはまるで高校時代に戻ったかのようでとても微笑ましかったです(莉子としては不本意だったと思いますがw)。楽しいやり取りだけで終わらず最後には感動のシーンもあるなど、読者としては大歓迎の先生の登場でした。フランスでの経験を通じてまたひとつ成長した莉子。今後の活躍がますます楽しみとなる作品でした。続きを読む

    投稿日:2013.10.17

  • Qシリーズ第5弾

    今回の舞台はパリ。
    ジャンルで言うとミステリとライトノベルの中間かな?なので気楽にさらっと読めます。
    安定した面白さです。

    投稿日:2016.09.28

  • フランス料理店の事件です。

    サラッと読めました。
    今回は、莉子がフランス旅行にでかけます。
    小笠原君は出ないけど、高校時代の恩師がフランス旅行に同行します。
    その二人のやり取りも楽しく、また新しいウンチクも面白かったです。
    今回の犯人は、私にはギリギリまでわかりませんでした。
    続きを読む

    投稿日:2015.04.10

  • フランスでも力発揮?

    フランスでもこんな展開ですか!
    フォアグラが食べたくなってしまいました。

    投稿日:2013.10.21

  • 5作品目ともなると?

    本作もエピソードⅴ(スターウォーズ風に 笑)とも成ると、かなり都合の良い部分も見受けられ連作の難しさを感じます。
    今回の莉子はフランスにバカンス兼美術館巡りに旅立つのですが、何故か恩師が同行。(まぁ小笠原君でないのが良いのですが)
    そこで同級生が巻き込まれた事件に遭遇、持ち前の博識を活かし事件の解決に立ち向かう。(フランス警察ですよ。超難解のフランス語ですよ。 弩!)
    どれとは書きませんが、数字のマジックは莉子でなくても・・・・・
    絵画の展示に関しても都市伝説として・・・・
    麩菓子の様にサクサクと読めます。(爺的表現です 笑)
    続きを読む

    投稿日:2015.07.20

  • 感動しました

    今回も前作同様の面白さでした。ですが、ただ一点違うのは感動させられた事。いやぁいい話でした本当に!!

    投稿日:2015.04.01

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ブクログレビュー

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  • 灯 六鹿

    灯 六鹿

    一巻から順に読んでいるが
    今までで一番面白いと感じた作品。

    いつもの謎解きに加え、社会問題にもなっている食の問題、特にフォアグラなどの生産過程における残酷さなどをさらりと取り上げている。
    一般読者も食と動物を捕食すること、また最近話題の動物愛護団体などの問題を再考するきっかけになるのでは、と思えた。

    あっさりしたテイストが売りのようなので、
    こよような時事ネタ、社会問題も盛り込んだ内容だとより深く楽しめるのでは。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.20

  • キョウヘイ

    キョウヘイ

    うーん微妙。フランスに行かせたかっただけじゃないか?パック数のトリックは読んでても気づかなかったから面白くはあった。ラストの卒業証書のあたりが良かった。高校事変14が出るまでは万能鑑定士Qで凌ぐ。

    投稿日:2023.05.15

  • M IYABI

    M IYABI

    前作達が面白くハラハラ感があったが、今回はフランスの為に書いてある感があり、いまいちピリッとして無い感じがした。お話も無理矢理が果てしない。

    投稿日:2022.08.09

  • S.R

    S.R

    このレビューはネタバレを含みます

    万能鑑定士シリーズの第5弾。初めての海外で起きた食中毒事件を描いた本作。今回は小笠原の代わりとして恩師の喜屋武が海外に同行し、相棒として活躍していく。莉子を子供扱いする喜屋武と子供扱いされたくない莉子のギャップがとても微笑ましかったです。そして今回は恋愛模様も取り入れられており、楚辺の莉子に対する思いや喜屋武がかつての教え子に薔薇を渡すシーンなど、今までの登場人物が見せてこなかったシーンがあるのが印象的であった。
    事件の謎としては、単なる食中毒事件というよりもテロに近いものを感じた。極端なアニマルライツで人に危害を加えられてしまうところがとても恐ろしかった。それが子供の頃のちょっとした経験が元になっているのは、父親からすれば日常の風景にしか過ぎないものが彼女の人生のきっかけを作ってしまうのかと思うととても切ない気持ちになった。彼女の使ったトリックは冷静に考えてみればとても簡単だが慣習化された作業故に気づきにくくなっているという盲点を突いたところには目から鱗が落ちた。思い込みは怖いなぁ。
    そしてエピローグのルーブル美術館のシーンは、実写映画化されたあの話につながっていると思うので今からとても楽しみである。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    凜田莉子:佐藤聡美
    小笠原悠人:寺島拓篤
    喜屋武友禅:森川智之
    楚辺瑛翔:松岡禎丞
    ヤニク・クストー:津田健次郎
    アンジェリーク・クストー:東山奈央
    ヴァランタン・コタヴォ:中田譲治
    イヴォン・ダングルベール:小西克幸
    エミリー・ダングルベール:甲斐田裕子
    シモン・カヴェニャック:大塚明夫
    矢崎凱哉:西山宏太朗
    ジェリエンヌ・バゼーヌ:湯屋敦子
    ギュスターヴ・シャミナード:梅原裕一郎
    凜田盛昌:千葉繁
    凜田優那:井上喜久子
    オディロン・ボアイエ:宮野真守

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.02.13

  • ぐっち

    ぐっち

    莉子、フランスへ。
    フォアグラの作り方など、今回も勉強になった。
    フォアグラは今まで食べたことがないが、涙なしでは食べられなさそうだ。

    投稿日:2021.12.25

  • maki♪

    maki♪

    前作を読んだぼは2017年4月。もちろんすっかり忘れてたけど、今回舞台はフランス・パリ。登場人物(相棒?)が違うのね?
    喜屋武先生、やっかいなだけな奴かと思ったら、なかなかいい人だった。そして楚辺君はもしや小笠原君のライバルになるのか!?(笑)
    フランスの保護すべき文化遺産となったフォアグラ。作り方の是非については以前から聞いたことあった。。。つらい人生を送ってきたアンジェリークさんの未来が明るいといい。女性警部もその後の彼女の助けになればいいな。
    …で、モナリザの絵は、今後に続く伏線なのよね?しっかり楽しみに覚えとかなきゃ!
    続きを読む

    投稿日:2021.02.13

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