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石平 / WAC BUNKO (41件のレビュー)
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総合評価:
リーダー
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中国ではなくて支那なんですね
石平さんの精神的崩壊とその修復の過程には想像を超えるものがありました。日本では考えられないその地域に住む人民の特異な価値観と異常な暴力装置である巨大な党が生み出し続ける信じ難い現実の数々には絶望しかな…い。中国の異様な実体を知る手がかりとなる本でした。続きを読む
投稿日:2013.09.26
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riodejaneiro
このレビューはネタバレを含みます
石平さんに関してはメディアで見聞きしているものの、初めてしっかりと生い立ち等を含めて知るところとなった。中国大陸で60年代生まれという激動の時代の中でどんなことが起きていたか、心の変遷がどういったものだったかがよくわかる。また80年代以降の日中蜜月と呼ばれた時代から、ほんの少し経っただけで反日感情がもりあがってしまっていたり、反日現象と愛国現象という二つの異なるが時に重なる人々の反応についても描かれており、自身の中国体験と重なる疑問について書かれている。もしかして中国人というのは意外と忘れやすく、流されやすい人々なのだろうか(日本人もあんまり変わらんかもしれないが)。
投稿日:2021.12.30
teeego
2007年に日本国籍を取得した石平さんの自叙伝とも言える本。 偶然にも日本に産まれ、当然のように日々を暮らしているそれだけでも、なんとも僥倖なことであると改めて考えさせられた。 そもそも自身の国…を「捨てる」ことは、単に他国が過ごしやすいから移動移住するというものでなく、自身が立脚するアイデンティティすらも破却し、精神的に異常をきたす虞れすらある、並々ならぬものがなければ出来ないことであろう。 それにしてもいかに政治が人々に影響を与え、教育が人々の考えを狭め、一色に染めてしまうこともあり、それが一気に広まり、果ては世代をも超えてしまうこともあることを知らされた。 それは単に共産党の話しだけでなく、日本においてもあることを常日頃意識しなければならない。 また本書では石平さんが、日本文化にも造詣があることが分かり、逆に教えてもらうこともある。 共産党の恐怖は今もなお日本だけでなく、世界を震撼させている今日において、是非中国人こそ、この本を読んで欲しいものである。 続きを読む
投稿日:2021.09.23
wake
中華人民共和国との対比で仕方ないのかもしれないが、日本を礼賛し過ぎていて気恥しくなった。多少誤解や曲解もあると感じたが、著者が日本に帰化するまでに至った経緯と心境は理解できる。
投稿日:2017.06.12
ユエヅヅ
よく名前を見かけるし、たまたま同じ本棚から借りる本があったので、手に取った。 共産党主義ほどこかに敵を作らなければ運営が難しいことを丁寧に述べている部分は、教科書に載っていても良いと思うくらいだ。(も…ちろん載せたら大変なことになると思うが) 某巨大掲示板に、著者は二重スパイだとか云々書かれていた。なぜここまでしておきながら、中国に入国できるのかというのがポイントらしい。 たしかに…。日本人になったから入国できるのだろうか?わからない。 濡れ衣であれば、こんなに日本を愛している作者が不憫である。続きを読む
投稿日:2017.03.16
国領町
共産党による思想教育、文化大革命、天安門事件を経て祖国に幻滅し、日本に帰化した著者の“魂の変遷の記録”。 https://youtu.be/RDTp6elGRpc
投稿日:2016.07.20
イベントに参加のホンスキーたち
98/10000 『私はなぜ「中国」を捨てたのか』石平 あけましておめでとうございます。息子長期帰省で読めるかなと思ってたけど、すごく読みやすかったので、家事育児遊び(笑)の合間にちょこちょこ読め…ました。 この方、テレビに出たことあるんですね。日本に帰化した中国人エッセイです。生い立ちみたいなのを書きながら、中国の歴史を分かりやすく書いてくれてます。古代中国は、やはり惹かれますね。中国文学は読める気しなかったけど、このエッセイのおかげで、読みたくなりました。有名どころの三國志や水滸伝とか読めたらかっこいいなーと数年前から思ってたのが、いよいよ読める気がしてきました!ついていけそうな気がしてきました。 年末から読み始めましたので、一応、初読みになるんですかね。 今年は忙しくなりそうな予感で、スローペースになりそうですが、完読したらぜひ投稿します。今年もよろしくお願いいたします。続きを読む
投稿日:2016.01.03
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