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眉村卓 / 新潮新書 (144件のレビュー)
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総合評価:
J.SUZUKI
個人的にはそれほどの感動は。。。
ちょっと話題になっているという話と、中学くらいからほぼ読んだことなかった眉村卓を久しぶりに読んでみるかということで購入。 自分の感受性が低いためか、それほどの感動はなく淡々と読んでしまった感じ。正直…ショートショートとしては大した話はないかな。続きを読む
投稿日:2017.11.25
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なな
眉村さんの、小説家らしく、愛する人の夫らしく、奥さんへの愛を込めた物語を描き続けたその姿勢と、最後の一文に込められた精一杯の愛に心を打たれました。 学校の先生がおすすめの本として授業で取り上げていたの…を思いだし、手に取りました。 愛のあたたかさと力強さを改めて感じました。続きを読む
投稿日:2024.01.21
Anony
感想 愛する人の死を前にして何ができるか。絶望してはいけない。その人が生きた証を残す。文章は適当な曖昧さを持っている。だから美しい。
投稿日:2023.09.05
たるしん
感動できず、途中から流し読みで終えた。 一つ一つの話がピンとこなかった。 この作者のことを知らないのがあるんだろうけど。 ただ、奥さんを深く愛してたのは伝わり、これだけひとりの女性を愛するということ…は凄いことだなと関心させられた。 なんというか、俺には合わなかったかな。続きを読む
投稿日:2022.09.18
いし いるか
SF作家である眉村卓氏が、癌で闘病する妻に毎日ショートショートを作り続け、読んでもらう、病が進み読めなくなってからは病床で読み聞かせるという、ちょっと通常の不特定多数の読者に向けて書いた物語ではなく、…あくまでも最愛の妻に向けての物語。 アメトーーク!の「読書芸人」で紹介されていた一冊だけれど、たしかに死を目前とした妻に向ける物語という意味では鬼気迫る迫力を感じるけれど、紹介していた芸人たちの手放しでの賛辞が妥当かどうかはちょっと微妙かも。 特に最後の一篇だけ読んでも泣ける、ということに関しては首を傾げざるを得ない。 でもまあ、眉村氏の奥様に対する深い深い愛情については痛いほどよくわかった。続きを読む
投稿日:2022.08.16
うえうえ
最後、泣きました。 眉村さんがどれだけ奥さんのことを想っていらしたか、そしてお二人がどれだけ望ましい関係であられたかがよくわかりました。 一日一話の物語をすべて読んでみたいです。 単純に眉村さんの書く…話がおもしろい。 この本に収録されているものの中では、「ある書評」「書斎」「秒読み」などが読んでいてとてもワクワクしました。 読んでいる途中はSF作家なんだ!ぐらいに思っていましたが、 眉村卓さんは「ねらわれた学園」の原作者なのか! 現代版のアニメ映画しか観たことありませんが、これはいいきっかけになりそう!続きを読む
投稿日:2022.08.12
セルガン
長年寄り添った夫婦の気持ちはわからないが故に、この本の評価も低くなってしまった。 ただ、「自分の祖父母もこれほど互いのことを思い合ってるのではないか?」とは思う。心では、「パートナーに対して何かして…あげたい!」という気持ちを持っているのかもしれない。 これは俺がパートナーを持つ、かつ数十年寄り添わなければ、わからない気持ちだろう。 「人と人がお互いに信じ合い、共に生きてゆくためには、何も相手の心の隅から隅まで知る必要はないのだ。生きる根幹、目指す方向が同じでありさえすれば、それでいいのである。」 これは長年連れ添ったパートナーがいる人でしかわからない思考だろう。だが、一部わかることも自分にはあった。続きを読む
投稿日:2022.04.23
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