0
筒井康隆 / 新潮社 (159件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
かきすらいむ
1
ドラマのあとでも
先にドラマを見ました! お金を使って事件を解決するのは同じですが、 主人公が喜久衛門の息子だったり、 登場人物もドラマのキャライメージとは異なっていたりします。 ストーリーは知っていましたが、 事…件の解決方法や細かい設定の違いを見つけながら読むのも楽しかったです! ドラマを見ていない人も、 各話、ただの金持ち刑事としての紋切り型のストーリーと構成ではありません。 また、複雑なトリックは無いので、 わくわく考えながら気軽に読めると思いますよ。続きを読む
投稿日:2015.04.11
報告する
sato
面白い
昔読んだことがあったが、もう一度読みたくなり購入。面白かった。祖父の大金を使って事件を解決していく主人公。思いっきり大金を使うので、そういう意味でも痛快。気軽に読めます。
投稿日:2017.02.11
はな
スケールが予想外!(お金の)
大富豪の息子である主人公が、お金にものを言わせて庶民では考えもしない方法で事件を解決する。 ストーリーから手がかりを読み取って推理する…なんて無理です、笑。どうやって主人公が解決するかを楽しむ小説だと…思います。 読んでからドラマを見たら、理解が深まりました(^^)続きを読む
投稿日:2013.11.11
"powered by"
akikobb
名探偵が大富豪なのである。主人公は神戸(かんべ)大助、まだ若手の、一介の刑事に過ぎないのだが、とにかく家が金持ちなのだ。時効真近の五億円強奪事件の犯人逮捕に、社長密室殺人事件のトリック解明に、五百万…円の身代金のかかった誘拐事件の解決に、敵対関係にある暴力団同士の一触即発合同食事会の警備に、私財をいくら投じても良いのだ。 …という設定を生かした大助さんの人物像と捜査手腕を拝むだけでもじゅうぶん面白いのに、奥行きを感じさせるサブキャラ陣の描き方、実験性すらある思い切った省略話法、大胆にメタフィクションで遊ぶ語り口、そのどれもが効果的過ぎて、めちゃめちゃ楽しかった。 さらに、推理小説界に対してはきちんと仁義を切ってみせる律儀(?)な一面も感じられ…全方面抜かりなし。 短編四作で完結というこの規模感も、コンパクトで読みやすい反面もっと欲しくなってしまう物足りなさがあるが、この四作で変化するところと変化しないところのバランスが絶妙で、これはこれで完成なのだという説得力がある。完成とはいっても、何かの「原作」にしたくなる余地がたっぷりあって、ドラマ版もアニメ版も楽しそう(未見)。 筒井康隆ってよく知らなかったけれど、すごい人だということはわかった。続きを読む
投稿日:2024.05.23
万年筆好きムギムギ
1978年の作品です。 お金持ちの警察官と言えば、あのアニメを思い出しますが、この小説の主人公の大助も相当の大富豪。 大助は刑事ですが、自ら進んで大金を捜査に投入します。 なかなかコミカルな内容で面白…かったです。続きを読む
投稿日:2024.05.12
bokemaru
新聞の書評で見たのだったと思うが、久しぶりに筒井康隆を読んでみるかと手にした。 40年以上前の作品なので、いささか作風が古いのは否めず、今のご時世ではどうかと思う表現も散見されるが、まああくまでもエン…タテインメントと割り切って読めばそれなりに楽しめる。お決まりの解決方法へ流れていくので、水戸黄門的な楽しみ方もありだけど、うーん、私はこういう感じはもういいかな、、、。 ドラマやアニメにもなったらしい。全然知らなかった。 なんで読もうと思ったんだろう。よくわからない。書評になんとあったのかも覚えていない。続きを読む
投稿日:2024.04.11
fabi@第一芸人文芸部
このレビューはネタバレを含みます
あーーーおもしろ!最高。ミステリーにコメディを捻じ込んでるのに、力技かと思いきやかなり精密。さすが筒井さん。 主人公の刑事・神戸大助はホテルオーナーの父である神戸喜久右衛門の財産を使って、難事件を解決していくという一風変わったミステリー。「富豪刑事の囮」「密室の富豪刑事」「富豪刑事のスティング」「ホテルの富豪刑事」の4本からなる。 金はめちゃくちゃ使うが業務には真面目。富豪じゃないと思い付かない解決法ばかりで笑える。 あと、時々筒井さんが読者に話しかけてくるのも掟破りで最高。このキャラクターも本当は濃密に紹介したいのだが、本筋と関係ないので割愛する、とか普通に書いてる。 2005年にドラマ化した時には、なんと主人公の男女を変えて深田恭子さんが主演。 筒井さんも出演していたらしい。 ———紹介(公式)——— 湯水のように金を使って事件を解決! 著者初のミステリ作品、伝説的ミリオンセラー! キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくゆらせた“富豪刑事"こと神戸大助が、迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を……次々と解決してゆく。金を湯水のように使って。 靴底をすり減らして聞き込みに歩く“刑事もの"の常識を逆転し、この世で万能の金の魔力を巧みに使ったさまざまなトリックを構成。SFの鬼才がまったく新しいミステリーに挑戦した傑作。
投稿日:2024.03.13
miegoreng
何回読んでも面白い。 大好き。 最近の人には良さがよくわからないみたいだが。 アニメから入ってつまらないって、 あのさぁ…
投稿日:2024.02.28
mira-in
筒井先生は、それこそテレビではよく見かける先生というだけの先生だったので初めて作品を読んだわけですが。。。筒井先生のお人柄がそのまま現れているかのような文章でした。お茶目な文章の羅列は読みやすく、キャ…ラや設定も、よく知らないくせに「筒井先生っぽいなー」と思ってしまった。 映像を先に見ているからなのかもしれないけど、その展開や進み方そのものにもストレスがなく楽に読了できました。続きを読む
投稿日:2024.02.21
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。