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葛西伸哉, 尾谷おさむ / MF文庫J (4件のレビュー)
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ボーイミーツガール
〈銀の樹〉というのは突然現れた正体不明の物体です。そして、中三の男子が高一のちょっと不思議女子に出会って銀の樹を目指す、というロードノベルです。この時期だと一才の差が高校と中学を分ける壁になっていたり…、一緒に旅をするだけで胸がときめいたりするもんですね。とてもいい青春小説になってると思います 何となく「半分の月がのぼる空」とテーマが似てますね。読み比べると面白いかも知れません。こっちは盛り上がりで負けているものの、リアリズムでは勝っているように思います。まあ銀の樹でチャラですが。正直、正体不明の銀の樹という設定は不要だったと思います。続きを読む
投稿日:2013.11.10
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大吉堂
突如現れた謎の物体<銀の樹>を目指す少年と少女。「あれはあたしを殺すために来た」 ラノベの基本のひとつは「極限状態におけるボーイミーツガール」だと思っています。これは正にその形。 心の奥にあるむき出し…の10代の心を掴まれました。続きを読む
投稿日:2022.07.02
おにけん
このレビューはネタバレを含みます
未確認の物体が落ちた街を舞台にした、ボーイ・ミーツ・ガール小説。荒んだ心(そこまで日頃疲れ果てていませんけど)に染みる一服の清涼剤的小説かな。それでも、年を取るにしたがって、その効果が薄れていくのも感受性を失っていく証拠かなと悲しく思う。でもまだ効いています。わけのわからない感想になってしまいましたが、こんなところです。
投稿日:2017.06.29
真崎大矢
タイトルが印象深くて読んだ記憶が。 SFのようだけど,主人公やヒロインはいたって普通の中,高校生。 中学生の頃ならあこがれるような冒険なのかもしれない。 中二病という言葉もあるけど,そういう言い方はあ…まり好きじゃないなぁ。続きを読む
投稿日:2010.04.01
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