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山川進, CUTEG / ガガガ文庫 (3件のレビュー)
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ほろ苦いファンタジー
魔女をめぐるファンタジーもこれで一旦終了らしいです。 魔女が消えた理由とか、向こう側の謎が明かされるわけでもなくて、可愛い魔女に関するちょっと悲しいおとぎ話が繰り広げられます 主人公は1巻に引き続…いて文哉です。本巻では行方不明になった父の足跡を追ってヒマラヤをトレッキングします。ロードノベルですね。今回の相方はマーヤ。どうみても魔女っぽい彼女ですが、悲しい運命を背負っていて・・・という話です。 ラストが今までとはちがって悲しくほろ苦いのじゃなくて、嬉しい感じになっています。結局、魔女が向こう側に去った理由とか、向こう側って何とかいう謎はまったく明かされませんでしたが、それはそれでアリかなと思います。最終巻がこういう終わり方もいい余韻がのこりました。続きを読む
投稿日:2014.12.07
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F.key
ナンバリング3巻目だけど1巻と主人公同じ分、こっちが2巻目みたいな印象。そのイメージがあったせいか、どことなく切なさを感じながら読んでました。1巻の時点でキレイに終わってたと思ったけどこう来ましたか。…後半では予想通り泣かされたなぁ。マーヤには母親の想いとともに幸せになってほしい。続きを読む
投稿日:2012.04.28
nagatoichi198
このレビューはネタバレを含みます
相変わらずのハートウォーミングで、心にしみるようなお話。この巻は特に今までで一番良かったように感じました。過去の経験から人間との接触を恐れるマーヤと、1巻の主人公であった文哉との交流。そこから、だんだんマーヤの心が溶けていくところや、マーヤの母親の真相など、じんわりと心に来ました。ラストの駆け足で余韻がないところは相変わらずで残念ではありますが、作品全体としてとても良かったです。「最近のライトノベルは」と言う人にこそ読んで欲しい作品だと思います。
投稿日:2012.04.19
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