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杉山登志郎 / 講談社現代新書 (81件のレビュー)
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総合評価:
ai2
2
入門に最適
発達障害について、わかりやすく説明している。 特に、早期から適切な支援を受けた子どもの方が 支援を受けていない子どもより適応がよいというデータは 家族に希望を与えると思う。
投稿日:2013.09.24
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ikasa-taro
発達障害の子どもたち
発達障害というのはなかなか理解しづらいことが多い.発達障害の第一人者による分かりやすい解説が大変役に立つ.著者による他の著作と同様に,豊かな専門知識が温かい人間的なまなざしと一緒になって,具体的な対応…の仕方を工夫する上で役に立つ.その意味で,家族を元気づけてくれる.続きを読む
投稿日:2015.04.01
"powered by"
chibipikanohon
発達障害児に関して具体的な事例を紹介しつつ概要をまとめた本。発達障害については本人や家族の体験談などでその困難な生活を見聞きするケースが多かったのだが、この本は精神科の先生による落ち着いた筆致なのが読…みやすい。本人の困難、家族の苦悩に引きずられて感情的に受け止めるより、どう対処したらいいのかを考えさせてくれる。発達障害を抱えながら、いかに現代社会に適応して生きていくか、どういう生き方が本人に取って望ましいかを冷静に考えて寄り添い、必要がなくなったら離れる(あくまでも受診なので経過良好とみたらいったん診療は終了する)。場合に応じて薬も使うし、通常学級と特殊学級のどちらに通うべきかもケースバイケースだし、今は障害者雇用が会社の義務だから、十分配慮してもらいながらその枠で就職した方がよほど安心安全に生きていけるケースもある。学習障害は適切な対処をすれば後年に大きく困ることなく社会生活を送ることが出来るという分析は非常に興味深かった。続きを読む
投稿日:2024.01.27
morinokazedayori
発達障害の諸症状だけでなく、どのような場合にどの薬を用いるか、子どもの場合はどのような学校を選択するとよいのかなど、当事者の視点にたった説明に著者の人柄を感じる。当事者も支援者も、また一般社会でも、正…確な知識や対処法についてまだまだ理解が不十分な分野だと思う。更に理解を深めたくなる。続きを読む
投稿日:2023.04.30
Kura Naoki
臨床経験の豊富な医師が知見を盛り込んだ発達障害の良書。 自立とは何か。通級や支援学級の目安など具体的に書かれており、参考になることが多かった。
投稿日:2023.04.05
evinyo
豊富な臨床経験のもと、目から鱗の話が多かった。巷にあるこの分野の本を読んでいると、本質を忘れやすい。時々読み返したい。
投稿日:2022.12.26
エウメネス
発達障害とは何か?が体系的に学べる良本。 本文の中にある、国語力が低いと自身の気持ちを表現できずストレスがたまり非行に走ってしまうというのは、 発達障害の方だけでなく、健常者にも当てはまると思ったし…、不安な気持ち、嫌な気持ち、それらを言語化することで気持ちの整理ができると学んだ。 続きを読む
投稿日:2022.02.07
amiami0707
発達障害は発達の凸凹 脳の機能不全によるもの。 出来るだけ早期に治療をすることで良い成果が得られる。 薬物による治療も有効。 成長につれておさまっていく症状もある。 周囲の人の理解と協力で生きやすく…なる。 成功体験を積み重ねていくことで、社会人として生きていくこともできるようになる。 今は困っているのは周囲の大人ではなく子どもなのだと思う。続きを読む
投稿日:2020.07.10
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