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小宮一慶 / ディスカヴァー携書 (52件のレビュー)
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総合評価:
準
1
実用書というよりは教科書
実用書としても使えるとは思いますが、教科書の毛色が強いです。 実際にリーダー職をしている人よりも、これからリーダーになる人が前もって持っていると良い知識が書かれています。
投稿日:2013.09.24
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aki
実践的!
机上のフレームワークの羅列ではなく、実際の業務でフレームワークを活用しようとしたときに直面し得るちょっとしたつまづきに対処するコツにも触れられていて実践的です。読んだ次の日から日々の業務に活用させてい…ただいています。続きを読む
投稿日:2013.09.27
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亮
小宮氏による養成講座シリーズの解決力編。 ビギナー向けなので、どれも非常に分かりやすい。 日常の具体例から導かれる解決策は、ぜひ取り入れたい。 コンサルタントと聞くと評論家と同じ穴の狢と思う節も無…いではなかったが、本書ではコンサルタントと占い師の違いをしっかりと述べられている。 解決力で必要なものは論理的思考。 つまり、何事にも事実と仮定を区別し、論理を構成し、そこから出た結論を仮説と考え、それを検証することが必要。 シリーズの「発見力」「数字力」どれもビジネスマンでなくとも、日常に使える。 人間は考える葦であるとは、よく言ったものですね。続きを読む
投稿日:2021.07.03
gokkandonkey
このレビューはネタバレを含みます
雑談が多い気がする。重要な部分は章最後のまとめと、フレームワークは時短のための考え方であり、それに加えて会計などの知識が必要ということ。 ・事実をありのままに的確に捉え、対応の優先順位を決めていくことは問題解決の第一歩 ・多くの問題の中から何を問題とするのかその問題の中でもさらに何に対する対応を優先させるかの優先順位をつける ・解決すべき問題を少なくする問題のない状態にしておくこと、小さな女の家に問題を摘み取ってしまう。 ・失敗した時被る最大限のリスク損害をダウンサイドリスクといいそれが大きくなるものほど重要度が高い ・対応が遅くなればなるほど。 リスクが大きくなり緊急の元カノある。 緊急度も高まる。 ・現場 客観的に把握するための情報を収集する分からないことは家庭として話を進めていく。 1 ロジカルツリーを使って問題を分解することができる。 2 マーケティングや会計などの枠組み(フレームワーク)を知れば、問題を分解しやすくな 3 好ましくない現象を、UDE = Undesirable Effects といい、複数のUDEの関係を、ツリ で表現することにより、根本問題を特定することができる。 4 ネガティブ・ループが現れるまで、ツリーを作成する。 ネガティブ・ループを断ち切る対応可能なUDEが根本問題。 5 ロジカルツリーは、複数の人で、「なぜ?」 「ほんとう?」「それから?」という質問を繰り 返していくと、根本問題に至りやすい。 7 対応可能な問題に対し、優先順位、並びに、外部環境、 内部環境の双方から資源の投入の配分を検討する。 1基本の分解ツール、マーケティングの5Pと4C、QPS。 2 意外に使えるマーケティングのAIDMA。 3 SWOT分析は、コンセンサスを持つために用いる。 4 PPMで資源の配分の仕方を検討する。 5 ABC分析はBとCの売り逃しに注目する。 6 レーダーチャートは比較に用いる。 7 ボトルネックを特定する。 8 会計と経済の基礎を知る。
投稿日:2021.06.16
ny0228
問題解決のツールがいくつもあるので参考になるが、それらはあくまで手段なので、自分自身の価値観や人間力を高めることの方が大切だと改めて。
投稿日:2020.10.22
dekadanna
問題解決力には技術が必要という主張をベースに各種ツールを使いこなすことで、問題を特定し、解決するまでの時間を短くすることを提唱。 また、経験不足のコンサルタントを占い師と断じ、そんなコンサルタントにだ…まされないための視点をも提供してくれている。 20年以上コンサルタント業界で生き残ってきた人の、ノウハウが一部ではあるが、公開されているようなもの。経験不足のコンサルタントの偉そうな言葉にだまされないために必読の書 [private]以下注目点 ・問題解決には技術が必要です。もう少し正確に言えば、問題解決のための「考え方」、つまり、論理的思考力が必要です。 問題解決のための論理的思考力を身につけることはそれほど容易ではありませんが、先ほどのキャッシュフローの例で見たように、問題解決の「手法」や「フレームワーク」を補助的に使うことによって、その論理的思考力を導きやすくなることも事実です。P.11 ・「事実」をありのままに的確にとらえ、対応の優先順位を決めていくことは、問題解決の第一歩です。P.34 ・他人事だと考えずに、「自分が責任者ならどうするか」、自分なりの優先順位付けや対応策を考えてみる習慣を持つことです。そういうことを常にやっていれば問題解決能力が上がり、自分に直接関係ある問題が起こったときにも対応できます。P.44 ・すぐれた経営者やリーダーというのは、大胆なようでいて、反面、実に細かい 人でも事象でも、ほかの社員が気づかないような細かなことによく気がつくものです。これは、こうした問題の芽を、細かい芽のうちに把握する感度が高いからであり、個々の事象について、時間が見方になるか的になるかの判断力に優れているからです。P.58 ・「感度」に自信がなかったら、もし、気がついたとしたら、その時点で、すべて対応しておくほうがよいでしょう。とにかく最初のうちは、この点については、ちょっと過敏すぎるぐらいでちょうどいいのではないかというのが、これまでの経験からの私の実感です。P.58 ・的確な判断ができる、というのは、ダウンサイドリスクの的確な見積もりができる、ということです。P.61 ・論理を一足飛びに飛躍させないで、結論を出すためには、「どの情報が足りないか」「何を仮定とするか」をきれいに分けることが大切です。P.97 ・みんなで話し合ったからといって、必ずしも、みなの意見にしたがわなくてはいけないわけではありません。決めるのは、責任者であるあなたです。でも、その話し合いの過程に加わった人は、参加意識を持ちます。それが、最終的な決定に対する指示と行動を生みますそのことが、決定事項の成功確率を上げます。 P.122 ・一倉先生の有名なことばのひとつに、「アイデア社長が会社をつぶす」というのがあります。直感で、それも、自分が知っているわずかな経験とわずかな前提のもとで、重要な経営判断をしてしまうことを戒めることばですが、今もそういう経営者やコンサルタントが少なくないのは事実です。 でも、それは、先の章でも触れたように、占い師がやることです。占いとコンサルティングの違いは、実はそこなんです。そことはどこかといったら、直感か、仮説か、です。P.135 ・「すべては仮説である」という前提でものごとを考える。仮説である以上、検証が必要です。仮説と検証、その繰り返しのなかで、成功確率を高めて失敗確率を減らす、それが、経営コンサルタントの仕事であり、経営者の仕事、そして、すべてのビジネスマンの仕事だと思います。P.135 ・仮説と結果を検証し、次の仮説に生かすことができます。次の失敗確率を下げ、成功確率を上げていくことができます。(それほんとうの「経験」というのです。」P.136 ・問題解決というのは、解決されてこその問題解決であって、解決しなければ意味がありません。(だから、わたしは長期契約の顧問先を持ち、実行されるまで付き合うのです。)P.140 ・プロジェクト計画書にまず必要なのは、最終的なゴールと現状を数値で表したものです。ともに、メジャラブル(計測可能)なものでなければなりません。そうでないと、ゴールと現状とのギャップが認識できませんし、以後の具体的な計画を立てることも、進捗状況や達成度を測ることも、仮説を検証することもできません。また、ここで重要なのは、何を成し遂げれば、問題解決なのかということを、メジャラブルなゴールという形ではっきりさせ、それを関係者の全員が納得していることです。 みなの納得がない限り、以後の計画は結局、最後まで実行されないで終わります。P.141 ・成功確率を上げるには、検証が必要で、そのコツは検証の責任者をもうけることです。P.147 ・人が動くときの理由のひとつは、人から言われるのではなく、自分が考えたものとして、これが解決策だ!、これを自分がやらなければ!と思えるときだと思います。P.151 ・マーケティングの5Pを切り口に問題を分解してみる。 Product(商品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販促、宣伝)、Partner(どこと組むか)P.159 ・4C:買い手側の視点 Customer Value(顧客にとっての価値)、Cost(価格=顧客から見たコスト)、Convenience(利便性)、Communication(コミュニケーション)P.162 →この視点は、知財の業務改善提案に使えるかも。(市川私見) ・QPS:お客様が求めているものを、以下の3つの点に分解していくことで、それまで見えなかったものが見えてくることがよくあります。P.164 Quality(質)、Price(価格)、Service(サービス) ・AIDAMA Attention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Motive(欲求の高まり)、Action(行動) 人がモノを買うに至る過程をモデル化したものです。わたしは、モノが売れないときの解決策を考えるときに、このAIDAMAを使います。P.165 ・ABC分析:重要なものから順に並べ、A,B,C三つのグループに分けて分析するツール。A:上位80%, B:80-90%、C:残り、などという形で用いられる。 ABC分析は、BとCの中から、「売り逃し」を見つけるために用います。BとCを切り捨てるためのものではありません。P.180 ・レーダーチャートが問題解決のツールとして役立つのは、比較対照群があるときです。P.183 ・「なぜ?」「ほんとう?」「それから?』 会議などで、だれかが何か理屈を言う、そうしたら、すかさず、「なぜ?」と尋ねる。すると、また何か言う。そうしたら、「ほんとう?」と聞く。するとまた答えるので、今度は、「それから?」 これを繰り返すことで、深く考える力(=論理的思考力)が身につくようになる。P.197 ・もし、ひらめきがないとしたら、申し訳ないけれど、論理的思考力のほうも足りないのだとわたしは思っています。 以上 [/private]続きを読む
投稿日:2018.11.12
nira1013
「数字力」「読書力」よりは、即仕事に応用が効くというものではないような気がしました。,解決力は、本書で紹介されているツールを活用した分析作業が前提となることは分りますが、最終的には当事者の判断に任され…る要素が大きいように感じます。判断に至るまでの分析→判断の事例をもっと見せて欲しいように感じました。,そのポイントは、小宮先生もちろん最後に示されていて、最終的に重要なのは「価値観」と示唆されております。,私は、解決力ツールに裏打ちされた「経験(≒価値観)」のようにも感じられます。続きを読む
投稿日:2018.10.29
ktone
ビジネスをする上で作業ではなく、仕事とは何か? それは問題を解決していくことといっても過言ではない。 解決力はビジネスマンの必須スキルでこのスキルが出来る人と出来ない人との区切りになる。 では、このス…キルはどのように磨くことが出来るのか? もちろん経験を積むことが一番であるが、ツールを使うことによって、解決方法を導き出すことは可能。 ただし、過信は禁物でこの本にある通り、最終的には直感を頼る場面が多々出てくる。 場数を踏むこと、常に考えて解決の糸口をつかみやすくしておくことが重要である続きを読む
投稿日:2015.04.12
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