【感想】そこに薔薇があった

打海文三 / 中公文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
1
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0
2
0
  • 何を書いてもネタバレになりそう。

    ロマンス、猟奇殺人、ホラー、ミステリー、様々な要素を含んだ短編7編。読み始めはハッピーエンドも連想するラブストーリー。でも文三さんだからそんなはずないよね、という期待にしっかり応えてくれる。短編同士の不思議な接点と結末の面白さが暗く重い雰囲気を上手にカバーしているので読後感は悪くない。何を書いてもネタバレになりそう。どんなレビューを書いてみてもこの雰囲気は表現できない。敢えていうならば、伊坂幸太郎さんの「死神の精度」を読んでからこの作品を読むと両作品の構成の素晴らしさが良くわかるということだろうか。続きを読む

    投稿日:2017.01.22

ブクログレビュー

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  • kotobamodenai

    kotobamodenai

    男たちはモテ、そして殺される。
    どうしようかって優越感と
    あっけないようであって
    よむのを任される素晴らしい小説。

    投稿日:2015.06.04

  • tsukasa26

    tsukasa26

    飯田橋 新宿 小田急線 ラグビー 離婚 花見 叔母 鳥 優柔不断 下落合 首無し死体 漫画家 ホモ レズ グローブ キャッチボール 兄妹 ゴーリキー ロシアの大地 仙台 神戸 春は、自分の中に修羅を見て、それと格闘する季節なの 宮沢賢治
    アイロニカル【ironical】皮肉な。皮肉っぽい。「―なものの言い方」
    続きを読む

    投稿日:2013.09.24

  • より

    より

    図書館でなんとなく。
    女はこわいなあと読んでいて思いました。うつつを抜かすとロクなことがないということでしょうか。正直、彼女にはもっとロクデナシを手にかけて頂きたかったものです。ハイ。

    投稿日:2013.04.02

  • neccolo

    neccolo

    短編集かと思いきや、最後の章で連続殺人事件の様相を呈してくる。
    魅力的な女性と新たな恋の予感にときめく男性が次々と命を落としていく。
    殺される瞬間まで、恋愛小説かと思わせる筆力、かわされるスタイリッシュな会話はさすが。続きを読む

    投稿日:2011.10.29

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