【感想】プロジェクトX 挑戦者たち 起死回生の突破口 魔法のラーメン 82億食の奇跡 カップめん・どん底からの逆転劇

NHK「プロジェクトX」制作班 / プロジェクトX 挑戦者たち
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • カップヌードル誕生

    日清食品“カップヌードル”誕生の物語。今じゃ当たり前のカップ麺ですが、それまでには存在しない、概念すらない食品だったんですね。これを作るぞって思いついたのは安藤百福さん。世界初のインスタントラーメン“チキンラーメン”の発明者にして日清食品の創業者、NHK朝ドラ「てるてる家族」では中村梅雀さんが演じてたあの人ですよ。ドラマの中でも紙コップにチキンラーメンを割って入れて、やってましたね。そして具に使うのは「エビだよ~」ってね。この人のアイデアなくしてカップ麺は存在していない。もし他の会社が完成させてたとしてもエビは入ってなかったかもね。(^^;

    チキンラーメンの後、インスタントラーメンは雨後の筍のようにいろんな会社が発売して供給過剰、違う新しいものを開発しないと会社の存亡もわからない。そんな状況の中で百福さん思いついちゃったんですね。そこからが大変、日清食品社員たちの苦闘が始まるのです。初めて作るっていうのは大変なことなんですね。紙コップでは耐久性がないし熱湯を入れたら熱くて持てない、容器の素材は何がいいのか? 次は麺、カップの形に合わせて作ってみると厚みがあるから中のほうがうまく出来ない。なんやかんやでカップや麺に目処がついたら次は具材の開発、3分で食べれるように戻すには…。その度に開発メンバーが苦闘して百福社長がアドバイス。それが正鵠を得てるの。この人神様か?

    この新製品を1個100円で売りたい「それじゃ高くて売れないよ」とは社員の声。百福社長「具にエビさえあれば売れる。エビはめでたい、高級感がある」。具材担当の大野さんはフタを開けたときの見た目にこだわっている、エビは色が赤くて形がクルンと丸まってないと…。そんなこんなでついに完成、しかし食品市場は保守的、今までにない新しいものは受け入れてもらえない。営業担当さん、さあどうする。

    というお話。おもしろかったです。
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    投稿日:2014.09.03

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