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秋元康 / 扶桑社BOOKS文庫 (68件のレビュー)
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総合評価:
しらたま56
4
完璧な人などいない
TVが自動録画してくれた「象の背中」というアニメを見て興味を持ち購入。 アニメでの先入観があったせいか、読了直後は正直に言って後味が悪かった。汚いと思った。 記憶が薄れていくにつれて「こんなものかもし…れない」と思えてきた。 自分も完璧な人間ではない。 それに気づいてからは、主人公の泥臭さ、必死さが愛おしく思えた。 主人公と同じ年齢になるまで数年ある。 そのとき読み返したら、自分はどう感じるだろうか。続きを読む
投稿日:2013.10.20
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acchan1100
このレビューはネタバレを含みます
芸能界プロデューサが書いたらこうなる。お父さんを亡くした経験とか全く活かせてない頭がメルヘンチックなお話。 TV受けする小説(実際映画化されたらしいけど)だろうけど、現実的にはあり得ない。少なくとも一般人にはありえない。芸能界なら下がフリーな人たちばかりなのであり得るのかもしれないなとは思ったけど笑 最後の最後でタイトルの象が出てくるけど、全然意味が違うしwww もう少し現実的にがんと死と向き合って欲しいです。エンターテイメントとして星2にしたけど、内容的には星1個です。
投稿日:2023.11.15
ずず
私も父をガンで亡くしたため、最期のシーンなど 重なる部分が多く泣きながら読んでました。 私は本当に父の辛さを心から理解してあげられなかったのではないか、もっともっと話していたかった、最期までできること…があったんではないかと再度思い出して少し後悔が残りました。 人生は本当に思ってるよりも短くて、 明日が必ず来ると思って生きてはいないけれど、 1日をもっと大切に、自分の納得いくように過ごせるように大切にしようと強く思えました。 自分が最後の瞬間に誰といたいか、何を話したいか、 何を残したいかななんて考えたりする本でした。続きを読む
投稿日:2023.01.15
くろ
秋元康さんの本を読もうと思ったきっかけは、自分が乃木坂46のファンで、彼の作詞する曲がすごく魅力的であることでした。 そのため、主人公が余命宣告をされてから自由に振る舞うようになっていく展開に、乃木…坂46や欅坂46の歌詞を連想することがありました。 ストーリーの構成は悲しいものなのに、時々くすっと笑ってしまうようなシーンがあってそこがまた良かったです。続きを読む
投稿日:2021.02.15
bookdog
面白いと勧められたものの、音楽プロデューサーの人が書く小説ってどうなのかな?と半信半疑で読み始めた。年齢や境遇が近い為か、しみじみと感じつつ読み進めた。読了後、映像見たさにDVDレンタルに走った。
投稿日:2020.04.14
yyy333
自分もいい年になって、残された時間が限られることに気付かされる。この本の主人公はかっこ良過ぎるが、最後の日々をどう過ごすか?一つのアイデアを教えられたような気がする。
投稿日:2018.12.16
mannyouka
号泣。 自分が美和子、悦子、はるかの立場だったら。 AKBの人、としてしか意識してなかったけど、秋元康ってこういう人だったのか。 ーーー 肺ガンで、余命半年という宣告を受けた48歳のサラリーマン、藤山…幸弘。死を迎えるまでの半年を何に費やすかーー。「自分の人生と関わった人に、”遺書”を残したい、遺書のスタイルは様々あっていい。死ぬことより、忘れられることのほうが怖い」と決意した藤山は、思いを伝えられなかった初恋の人や、若き日にケンカ別れした旧友をはじめ、過去の忘れがたい人々を訪ねてゆく。秋元康が初めて挑んだ新聞連載小説の文庫化。続きを読む
投稿日:2018.11.28
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