世界インフレ襲来
熊谷亮丸(著)
/東洋経済新報社
作品情報
世界経済の潮流はインフレへ!
資源価格高騰のなか、グローバル経済はどう動くか? 東日本大震災後の日本は、不況下の物価高(スタグフレーション)や国債増発による金利上昇(クラウディングアウト)を避けられるのか。
世界経済の潮流がインフレに向かうと、金利は上昇し、株は業績相場に転じる。インフレに弱い新興国株式より先進国株式が堅調となり、割安な水準にある日本株も、復興の進展に伴い見直される。日米の金融政策により、為替は円安に向かう。
……。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のレギュラーコメンテーターをつとめる大和総研の人気エコノミストがやさしく解説する「世界経済の今」の姿。
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 世界インフレ襲来
- 著者
- 熊谷亮丸
- 出版社
- 東洋経済新報社
- 書籍発売日
- 2011.09.15
- Reader Store発売日
- 2011.12.02
- ファイルサイズ
- 10.7MB
- ページ数
- 320ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.5 (4件のレビュー)
-
本書は、2011年9月に発行されている。
「東日本大震災の影響を踏まえた上で、今後の日本を中心とするグローバルな経済や金融市場を展望し、わが国がとるべき政策対応に等について考察し」ている。
基本的メッ…セージが冒頭にまとめられている。
「?世界経済の潮流が着実に『インフレ』へと向かうなか、わが国の『デフレ』基調は曲がり角を迎える。
?しかしながら、東日本大震災の悪影響(電力不足等)や投機的な商品価格上昇といった『供給ショック』が続けば、わが国では良性の『インフレ』ではなく、悪性の『スタグフレーション(不況下の物価高)』が進行するリスクがある。
?わが国の政策当局は、従来以上に、経済の『供給サイド』の政策(電力不足問題の解決)、規制緩和、法人税減税、TPP(環太平洋経済連携協定)への参加等)と『財政再建』への取り組みを強化する必要がある。」
「日本は赤字国家に転落するか 」を読んだ際、「日本の最重要政策課題が『需要刺激とデフレ解消』ではないことは明らかであり、政府は、供給能力の強化を目的にしたサプライサイド政策を早期に実施する必要がある。」という主張に感心したものだが、意外と常識だったことに気付かされた。
エネルギー業界に携わる者として供給サイドの問題に対して、何ができるのかを改めて真剣に考えるきっかけとなった。続きを読む投稿日:2018.10.08
輸出産業が日本を支えているとの観点から「円高=悪」という先入観があったが、ひとえにそうは言えないものだなぁという気づきがありました。
確かに考えてみれば、円が高いということは日本が買われていることであ…り、日本が評価されているということに他ならないと認識。逆に、これだけ負債を抱えながら、円安が止まりませんという事態であれば、いよいよ危険だな、、と。
ただ今日本が買われていることは、欧米の不安定性が原因であり、日本が評価されているわけでないということが問題であり、円高そのものが問題ではない。円高に対応ができないという状況へ問題意識を持ち、官民が一丸となって取り組まなければならないのだろうと感じた。
著者は欧米の景気回復に伴い円安に向かうと述べておりますが、世界に振り回され続ける状況が世界における日本のプレゼンスを示しており、欧米と比して基軸になり得ない日本の現状へ悲哀を感じました。
企業買収、海外移転など円高に適応した経済モデルを進め、強い円を創造していきたいと思いました。そう思うとシンガポールや香港はすごい。
また、雑感としてデフレの経済やBOPビジネスを読んだ際も感じましたが、改めて政治は難しいなぁと。マクロ経済学と経営学、金融工学の背反性を取り持ちながら、全方面が納得する結論を出す。。政治家は大変だなぁ。
円高で潰れた国はない。いかに輸出産業に依存しているか、がわかる。金融リテラシーを学べばお金持ちになれる。続きを読む投稿日:2011.12.23
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。