手札が多めのビクトリア
元工作員のビクトリアと孤独な少女ノンナの、アクションと心あたたまる人生修復物語。
主な要素
そのほかの主な要素
- 人形
- 異能
- 日常
- 近未来
- ファンタジー
「手札が多めのビクトリア」に似た漫画10選
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悪い夢を、よい夢と交換する「夢売り」のお話。超美形の夢売りは、深い苦しみや憎しみ、かなわない憧れなどの、狂おしい思いに満ちた悪い夢を集めているが…!?「小さなお茶会」、「幻獣の國」など、時代をリードする傑作コミックを発表している猫十字社が、夢をモチーフに描いた異色の幻想作品集。しかし、夢は、とてつもなく長い過去の死者の記憶に連なり、生きることと死ぬことのはざまに私達を誘い、私達を翻弄する。収録作品の「夢売り」は、狂ってしまった時間の流れに、まがまがしい過去の記憶が交錯し、破滅の予感を漂わせる。猫十字社の卓越したコマ割りで、現実と夢、現在と過去が美しく、不吉に交響する。「竜紋の池」も夢がモチーフ。現在と過去の時間が、ページを追うごとにスリリングに交錯していく。その趣向は読者の想像力を軽やかに超えていき、時空を越えて、猫十字社ならではの作品世界が華麗に羽を広げる。「獏飼い」はユーモラスな珠玉の短編。夢売りが仕えているご主人の獏と、夢売りの物語。ゆったりと、伸びやかで、大きくおおらかな世界が広がる。作品集冒頭で描かれているように、満開の桜は不吉なほどに美しい。その美しさに魅せられていると、時の流れが狂い、生と死が交差する。この交差点に恐ろしい真実が宿ることを、不気味な美しさでこの幻想作品集が教えてくれる。
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フランス山間の小さな村・ドンレミで生まれ、やがては国家間の争いの先陣を切る旗手にして、フランスの自由の象徴となる悲運の少女・ジャンヌ。国、家族、村、出自――そして異性、さまざまな愛が交差するヒューマン・ストーリー。後にラ・ピュセル(神の使者・永遠の処女)と呼ばれる少女ジャンヌの、燃え尽きるかのような5年間、その一瞬の煌き。『女帝』で大人気の倉科遼と、心情派・柴秋尾の新たなコンビによる新解釈で、時に柔和かつ流麗に、時に陰謀の渦に飲み込まれる悲運の暗黒まで、大胆に描かれるジャンヌ・ダルクの物語!
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画面を射抜くような双眸にとらわれて、アナタの中に眠る二面性が発芽する――
人間の持つ表裏一体の感情と事象が詰め込まれたイラスト集。
非日常を切り出して描かれたゴシック女性たち。
高貴で高潔を象徴する女性の傍らには、それにそぐわない狂気。
どこか官能的でありながら、同時に目に飛び込んでくる異常性に強く惹かれてしまう。
それは、自身を構成する明と暗を自覚しているから・・・
カラー、モノトーンそれぞれで描かれた、目に見える主線のストロークと、繊細な女性たち、包み込む空間と時間。
榎本由美先生のゴシックロマンイラスト集1枚1枚に込められた物語を、アナタ自身から見える角度で味わい尽くしてください。似ている要素- 日常
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男は目が覚めると全く自分のことを覚えていなかった。名前も、出身地も、何もかもがさっぱり頭から抜け落ちていた。助けてくれた人によると山の中で一人で倒れていたらしい。殺されそうになる夢や、奇妙なフラッシュバック、それらが最終的に導き出す真実とは――…!?【ズズズキュン!】