森の兄妹
中学2年生だった楳図かずおと京都在住の少女マンガ家・水谷武子との共作で、楳図にとってはデビュー作となる単行本。前半と後半を楳図が、中盤を水谷が描いている。楳図と水谷は、「改漫クラブ」というマンガサークルのメンバーで、楳図から共作を依頼したものである。原作はグリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』だが、のちのホラーの巨匠・楳図を思い起こさせる翻案が随所に見られる。また、背景の細かな描写など、早熟な天才の並外れた画力には驚かされる。※電子書籍版に『「森の兄妹」「底のない町」読本』は収録されていません。
主な要素
そのほかの主な要素
- ノンフィクション
- 昭和
- 怪談
- 伝記・人物伝
- 美術・アート
「森の兄妹」に似た漫画10選
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コミックス『恐之本』最終巻から3年余、新編高港ホラー全11巻!!! 他社では読めない完全オリジナル作品!!!ホラーの名手 高港基資が贈る、涙目必至の恐怖譚・・・・・・決して、一人では読まないでください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!似ている要素
- 怪談
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1980年代サイコ・ホラーの傑作!
伊藤潤二先生推薦!
都市生活に疲れたサラリーマンが、心療内科で少年時代を思い出す
「フランケンシュタインの怪物」にご執心のお嬢さんと、禁じられた遊びに興じて…
フランケン!フランケン!
の怒号とともになだれ込むクライマックスは必見!!
恐怖、熱狂、郷愁、お嬢さん、劣等感…全部揃ってます!
しかし著者が消息不明!
ひばり書房というホラー・マンガ出版の老舗に彗星のように現れて消えた川島のりかず。
21世紀に入ってから再評価され古本の価格が急騰。
中でも絶筆『中学生殺人事件』は過去に33万円で取引されたこともあります。
ながらく復刊が望まれてきましたが著者は消息不明。
その生死もわかりませんでした。
この度、ご親族の方とコンタクトが取れついに復刻されます!
著者略歴や解説などの文章記事も20ページと充実!
・編集後記(出版経緯)
・川島のりかず略年譜
・ホラー・マンガ・コレクター緑の五寸釘氏による、川島のりかず推薦図書
・川勝徳重による解説文
※電子版は記事に掲載された図版や写真がカラーになります。
<伊藤潤二先生の推薦文>
主人公の身の回りに姿を現す血みどろの少女…「ひばりコミックス怪談シリーズ」ならではの怪奇な導入がそそられます。
そして物語はさらに深いテーマへ。望まれない人間が、本来の自分を求めてさまよう物語。
それが「フランケンシュタイン」の怪物に重ね合わされ、破滅へ突き進む…恐ろしくも悲しい物語です。
(本作は1986年にひばり書房から出版された同名のコミックスの復刻本です。
オリジナルは新書判ですが、A5判にサイズを大きくしております。オリジナルをスキャンして復刻しているため、見づらい点もございます。ご了承ください。)似ている要素- 怪談
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主人公・ミサキは町に住んでいるみんなが少しずつ狂っていることに気が付いている。徐々に侵食してくる恐怖! 一体何を信じていいのか─・・・ホラー界の奇才が紡ぐサイコ×マッドネスコミック!! (著者名:洋介犬/初出:GANMA!1~18話掲載分)
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【※こちらの作品は『イミガタリ―忌み語り―』を分冊したものです。】「あなた悪いことしていない?」――1年前の出来事が原因でノイローゼ気味になった良子はある日気が付く。人間はみんな糸で繋がっている・・・自分の悪行は糸を伝ってすぐに他人へと返るのだ・・・と。「悪いことをするといつか自分に返ってくる」という教えをぞくっとする独特の切り口で描いた巻頭作「咎の糸」。単行本未収録作4編に加え、現代社会に存在する(かもしれない)怪異をテーマに描いた書き下ろし3編を収録した、加藤山羊・矢樹純のホラー傑作集!!
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※この作品は「恐怖はいつも後味が悪い ~有田景作品集~」に収録されております。重複購入にご注意下さい。 -
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