親を、どうする?
親の老いに深くしずかに向きあう感動作。恩師の葬儀でひさしぶりに顔を合わせた40代の同級生3人は、親の老後と死を意識するようになる。おひとりさまのカスミは祖父の死をきっかけに両親の老後を思う。夫と共働きのハルカは認知症の義母にふりまわされる。シングルマザーのサヨは父に突然「末期ガン」だと知らされ、熟年離婚した母との仲を再度とりもとうとするが・・・。誰もが経験するけれど、誰にもいえない家族の不安に、そっと寄りそう大人のためのコミックです。
主な要素
そのほかの主な要素
- 兄弟姉妹
- 感動
- 親子
- 結婚
- 主婦
「親を、どうする?」に似た漫画10選
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「73歳の祖母が、急に認知症に!?」同居中の孫・さとみには、介護の知識など一つもナシ!そんな中、祖母の認知症の症状は進行し、さとみの介護ライフはどんどん過酷に。「なんで私、介護をしているんだろう?」「本音を言うと、逃げ出したい」介護をする身でありながら「助けて」と声を上げるのは、"甘え"なのか?若い介護者が実体験を元に描く、"介護あるある"があふれるコミックエッセイ!電子特典:描き下ろし漫画
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「家族」って結局なんなんだ!? 歩けなくなり認知症が進む母。非協力的で自分勝手な父。在宅介護の限界を感じ、施設への入所を試みるも、簡単にはいかず…!? 現代社会の介護事情と「家族のあり方」をリアルに描き、「老い」と「人生」を見つめるコミックエッセイ!!
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歌舞伎町のカリスマキャバ嬢の花咲のぞみ (源氏名、響)は、突然キャバ嬢を辞めて 地元、熊本で介護士になると告げ帰省する。 病気になり身体が不自由になった母に代わって認知症の祖母を介護するためだが、 自身もまた地元の介護施設に入職する。 そこには様々な問題を抱えた利用者たちが、 さらに祖母の認知症も日に日に悪化、 そして、人を救う介護士が抱えた闇とは・・・!? キャバ嬢のキャリアを活かして介護に向き合おうとする奮闘記!
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お母さんは認知症、お父さんは老人ホーム 介護ど真ん中!親のトリセツ
プライドおばけだった母が穏やかに!? 穏やかだった父がダークサイドに!?月間800万アクセスの人気主婦ブロガー・カータンの笑って泣けてためになる、リアル介護コミックエッセイ!母は認知症が深刻化、父は老人ホームに入り、いよいよ本格化した親の介護。本書では、ごく普通の主婦であるカータンとその家族の奮闘を描きます。「老人ホームの入居と日々の様子」「ひとり暮らしをする認知症の母の日常」「多様な介護サービス」「家族で取り組む介護」など、親の介護のあれこれをカータンの実体験をもとに紹介。母は口から出る年齢がどんどん若くなるわ、父はせん妄ワールドに突入するわ、カータン節炸裂の爆笑エピソードも満載!新規描き下ろし含めて、オールカラー192Pの大ボリュームでお届けします。最強の戦友である、カータン姉との介護の本音対談も必読です。数時間前のことは忘れてしまうけど、居眠りした娘に毛布をかけてくれる母。感情的になって周囲にあたることもあるけれど、大事な決断時には誰よりも気遣いを見せる父。「大変なことも多いけど、親の愛情や家族の大切さを改めて気付かせてくれたのが介護です」とカータンは語ります。要介護の認定者数は約680万人を超え、人生100年時代が現実的となった昨今。これから介護を始める人。今介護に取り組んでいる人。自分の人生も大切にするために、本書で介護との向き合い方を変えてみませんか。親の介護は辛くて大変だけど、愛おしい。そしていつか来るその日のために―。似ている要素- 主婦
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40代バツイチ一人暮らし女性マンガ家が、将来に不安を覚えて訪問介護の新米ヘルパーに転身。すると、毎日が驚きの連続だった!訪問先での出会いや別れなど、爆笑しながらホロリとさせられる描き下ろしコミックエッセイ。ヘルパーってどんな人がやってるの?時給は?やっぱりキツい?トラブルは?などなど、誰しも人ごとではいられない「介護」について、介護職に興味のある人にも面白く読めてためになる一冊です!
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頑固で気性の荒かった父が、母の死後しばらくして認知症を発症して…。穏やかな性格になった父と、介護を担う娘の二人三脚の日常エッセイ。医療ライターによる認知症がよくわかるコラムも収録!
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『大家さんと僕』『ぼくのお父さん』など話題作を生み出してきた著者が、認知症患者とその家族の日常を描いた!認知症の症状の進行具合を四季(春・夏・秋・冬)に分けて、それぞれの時期に認知症患者さんにどんな変化が起こり、介護者さんはどう対応したら良いのかがわかる構成。笑って、泣けて、不安がやわらぐ本です。*はじめて、全編描き下ろしでマンガの単行本を描きました。認知症の専門医である長谷川嘉哉先生のご著書『ボケ日和』の装画を描いたご縁から原案とさせてもらいマンガ化しました。長谷川先生の本はあたたかくユーモアを交えて、「老い」を、「老化」を、その一環である「認知症」を、そして誰にでも訪れる「死」をあたりまえのことだと教えてくれて、安心を与えてくれます。この本の装画を引き受けることを勧めてくれたのは僕の母でした。母は長年、介護の仕事に従事していました。でも子供の頃から、僕は母の仕事について詳しく聞いたり、学んだりすることはありませんでした。どこか目を背けてしまっていたのだろうと思います。今、母は高齢になり介護される側、僕は介護する側の年齢になろうとしています。この漫画を描くことで僕自身が、介護や認知症についてもっと考えたい、学びたい、知りたい。それがこの本を描いた一番の動機だったのかもしれません。このマンガを読んだ皆さんの未来への不安が、あたたかな日差しのような安心に変われば。そんな一冊になっていたら幸いです。- 矢部太郎
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「お母さんと一緒に死のうかと思うの」久しぶりに帰省した際の母の衝撃発言に動揺するニコ。東日本大震災で母は婆を必死に助け、流された実家を婆のために同じ場所に建て直していた。幸せな家庭だったはず。それなのに、なぜ…?「昔の婆とは違う」とは?ニコはこの時まだ、婆の変化を、母の置かれている状況を、認知症を知らなくて――。第1話「いっしょに死のうと思うの」、第2話「いつもと変わらない婆ル」を収録