闘族たちの千一夜【大合本版】
穂実あゆこ
闘族たちの千一夜【大合本版】
【大合本版…『闘族たちの千一夜』1巻~3巻までの全巻を収録した大ボリュームシリーズ】《作品内容》…それはチョークで書いた単なるイタズラ書きにみえた。田舎町の小さな学校に通う瓜倉七生は同じ合唱部の織部君が好きな中学2年の女の子。ある日登校すると、机に《×》が書いてあり、七生にしか聞こえない恐ろしい声が聞こえるようになった! この学校に伝わる「夜の教室」からの誘いだと周りはからかう。しかし合唱部の練習中、織部君の背後に幽霊が憑いているのを七生は見つけてしまう。……それこそが「夜の教室」のメンバーだっ・・・
主な要素
そのほかの主な要素
- 同級生
- 寮・アパート
- 美術・アート
- 短編集
- 怪談
「闘族たちの千一夜【大合本版】」に似た漫画10選
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各メディアで話題沸騰!! 小・中学校時代、不登校だった著者の実体験を基にした物語「学校へ行けない僕と9人の先生」の“その後”を描いた待望の続編。「学校へ行けない僕は“フツウ”じゃないの?」「僕はちゃんとした大人になれるの?」そんな不安を抱えた少年は、中学校、フリースクール、専門学校など様々な場所で、大切な友人と出会い、やがて――。これは、大人になった“僕”から、あの頃への“僕”への大切なメッセージ。
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―真夜中に不思議な瞳を持ち幽霊を追う教師と、同じ不思議な瞳を持ってしまった女子高生の不思議なお話―
足に障がいがあるものの明るい性格の女子高生、佳苗。両親と引っ越した田舎の家の隣には空き家があり、転校先の学校では黄色い幽霊の噂を耳にする。怖がりな佳苗にとって、この町はとにかく不吉。そんな佳苗が黄色い幽霊を目撃するまでそう長くはかからなかった。唯一の救いは、担任教師がイケメンなこと。やがて佳苗は、皆が知らない担任の正体を知ることになる。
そして、皆が知らない担任の正体を知ることになる。 -
教室で机を囲み、お昼を食べながら中学校時代の七不思議話に花を咲かせていた私たち。誰かが後ろを通る気配を察した友人が、通りやすくするために椅子を引くと、そこを走り抜けたのかフッと風が吹いた。私たちは呑気に会話を続けるがふと違和感に気付く。そこには人が通れるほどの幅などないのである。風が通ったのかとも思ったが、教室の窓も扉も締まっているため風の通り道はない。一体、何がそこを通ったの・・・・・・?
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パパの仕事の都合で東京に引っ越してきた由加。学校では隣の席の桃子と早速友達になる。廊下で暗そうな名倉竜平に音楽クラブへ勧誘されて困るが桃子の機転でオカルト部へ。そこで由加は名倉と星座も血液型も生まれた時間まで同じ事を知る。学校帰り、由加は桃子を連れて家へ。新しい家で一緒に風呂に入るが大量の地縛霊に襲われてしまう。その後もずっと悪霊に襲われ続けるがそこに名倉が・・・・・・。少女をとりまく不思議な出来事を描いたホラー作品集。
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小春日 合歓(こはるび ねむ)は14歳、小さい頃から身体が小さく、臆病な中学生。両親は大気汚染、河川の汚染などの問題が「公害」と呼ばれた時代に育ったが、彼女にとってはそれは既に昔の事、いや、昔の事の筈だった。小学5年生の時、合歓の友達、省二(しょうじ)が新しくできた道路の脇の池で酸を被ったような状態で亡くなっているのが発見された。それから3年が経ち、合歓は今も現場に建つ地蔵に花を手向けるが、当時一緒にいた本田、千香の二人は目の前の事だけに夢中な毎日だ。そんなある日、地蔵に花を供えに行った合歓は、地蔵の顔が醜く変わっていることに恐怖する。同じ時、合歓の前を通り過ぎた女性があの時と同じように死んだ。そして、あらためて現場を訪れた合歓、本田、千香の3人に恐怖が忍び寄る。その他、海に遊びに来た合歓といとこの早苗が、そこで村の男たちの奇妙な行動を目撃して…「死水母」(しくらげ)、肝試しでとある博覧会の跡地に来た合歓たち。そこで彼女たちが見たのは幻か、恐るべき人類の未来か…「枯れた地平を見ぬように」、誤って学校の地下室に閉じ込められた合歓たちが見た遠い日の飢餓の記憶 「フォメ(飢餓)」 など。現代の人類が抱える数々の問題を小山田いくがホラータッチで鋭く切り込む意欲作!小山田いく先生の当時の単行本コメント『あなたは何か怖いものがありますか? 幽霊…地震…暴力団…テスト…タレントAさんの顔……。何かあるでしょう? 恥ずかしいことじゃありません。怖いものを怖くなくすことで、街は進歩してきたんですから…。だから今、ほんの少し、自分のまわりを見て、怖いと思ってほしいんです。山ほどある怖いことに、気づいてほしいんです。』