光の降る季節に
美代子は中3の女の子。父は小さいころに亡くなったそうで、今は母と2人暮し。美代子の今の楽しみは、雑誌を通して知り合った拓也との文通。男の子との初めての文通に美代子は舞い上がってしまう。しかも今度の修学旅行先は拓也の住む東京。忙しい修学旅行のスケジュールの中、拓也と会う約束をした美代子であったが……。思春期の恋と家族の温かさを描いた表題作の他、「5月に眠るひとつぶの星」「泣きべそ★モノローグ」など、とってもハートフルな心温まるストーリーが満載の短編集!
主な要素
そのほかの主な要素
- 友情
- 青春
- 恋愛
- 同級生
- ハートフル
「光の降る季節に」に似た漫画10選
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昔の恋人が、死んだ。知らせのあとに届いた、一通の手紙。それは、残された妻を支えてほしいという内容で……?死んだ男をめぐる、残された女ふたりのいびつな関係を描いた表題作「まゆごもり」をはじめ、2000年以降に発表した恋する女性の心の声を描き出した、短編作品計5作を収録。初期短編集以来待望の、抱きしめたくて愛おしい、女性のための珠玉の短編集。(収録作「まゆごもり」「セイレーン・ゲーム」「黒魔術」「白魔術」「ぴんく」)
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あらゆる神秘占いの源と言われるカバラの生命の樹が描かれた「セゾンの指輪」この指輪をつけた女性の運命は瞬く間に変わって行く・・・・・・。一番欲しいものを手に入れた時指輪ははずれ、ほかの女性へと移り渡っていく。指輪の伝説は果たして本当なのか・・・・・・⁉
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画業35周年。鬼頭莫宏の軌跡を辿る短編集。描き下ろし表題作「姫さまのヘルメット」(58P)+単行本初収録4本をふくむ読み切り12本。鬼頭莫宏のすべてを凝縮した珠玉の短編集、ここに誕生。
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九月のある夜のこと。それはそれははげしい雨と風で、草っぱらの真ん中にある赤いトタン屋根のわたしのおうちは吹っ飛んでしまいました。そこでわたしは、あくる日いっぱいかかっておうちを建て直し、気分を変えようと屋根のトタンに青いペンキを塗りました。ところが大変! おうちができあがったときになって、わたしはかわいいプーのいないことに気がついたのです。あんなに大事な子猫のプーのことを一日中忘れていたなんて・・・。(掲載作「まいごのぷー」より)美しさ、凛々しさの中に人間の温かさと哀しさをしっとりと描く、あすなひろしの珠玉の短編集!