ライトノベル
三千寵愛在一身
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先王の公主でありながら、いつも頭から薄絹をかぶり、伏し目がちに刺繍ばかりしている玉麗。美しくないという理由で、父王に処刑されかけたことがあるからだ。公の場にも顔を出さずにいたが、ある日、彼女に縁談が持ち上がる。相手は、色めいた噂が絶えない美青年・李遊。実は、李遊は玉麗の初恋の人だ。縁談を喜び、初夜を心待ちにしていた玉麗だが、李遊は家に帰らなくなってしまい・・・。
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名門香家の一人娘・銀蘭。その美貌と家柄で、太子妃候補にも名があがったが、王の命令で崔鴻飛という男に嫁ぐことになる。鴻飛は王族であり、現王の信頼も厚い将軍の一人だ。しかし、噂によると荒々しい性格で、揉め事も多い男だという。名家の令嬢として感情を表に出さぬよう厳しく躾けられてきた銀蘭は、迎えた初夜で、高慢な娘だと罵られてしまい・・・? すれ違う二人の本当の気持ちとは――。
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珍しい金色の髪と、緑の瞳を持つ舞姫・冬華。かつては宮廷一の舞姫になるという夢を持ち稽古に励んでいたが、ある出来事を機に目標を失い、鬱々とした毎日を送っていた。そんなある日、道に迷ったところを秋遠という武官に助けられる。最初の印象は最悪だったが、彼の不器用な優しさに触れるうち、次第に惹かれるように・・・。秋遠に励まされ、再び稽古に打ち込む冬華だが、嫉妬の罠が忍び寄り・・・!?
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峻国で女官をしている鹿蓮姫。彼女は居心地の良い後宮で、日々、物語を書くなどして気ままに暮らしていた。そんなある日、物語を書いているところに、異国の青年が現れる。星流と名乗る金髪の青年は、訝しむ蓮姫をよそに、峻の文化についてあれこれと尋ねてくるように。後に、彼は水章国という小国の王子だと知るが、彼の故郷を想う気持ちに心を打たれ、蓮姫は強く惹かれるようになり・・・!?
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呪われた出生のため、不遇な公子時代を過ごした理鷲。その後、冷酷な王となり、後宮のどんな女にも心を許さずにいた。その理鷲が、政略結婚で花嫁を迎えることになる。相手は、“月宮の天媛”と賞されるほどの美姫・桜霞。婚礼後も頑なな態度を崩さずにいた理鷲も、桜霞の風変わりな性格に触れるうち、次第に惹かれるように・・・。だが、後宮の罠が次々と桜霞を襲い!? 2010年度ロマン大賞受賞作!!
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