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黒木亮 / ボイジャー (13件のレビュー)
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総合評価:
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yokota3716
もう少しシンプルだったら面白いと思いました。 専門用語が多くて純粋に楽しめ無かったです。 自分の知識不足という事ですかね。
投稿日:2021.09.29
1476309番目の読書家
このレビューはネタバレを含みます
実際の事件を参考にした経済小説。 三部構成で、1話目はY病院参考?2話目はI商事?3話目は猫ちゃん?を彷彿とさせる。 空売り屋なんて株価操作を行って個人投資家から搾取する巨悪なファンドだと思っていたがこんなやり方もあるんだという事を知った。 とくに病院の闇についてはこんなんで良いのか健康保険制度?!と考えさせられる。 沢山払ってるのに無駄な診療にほとんど使われていて経済潤すだけではなく堕落させ人間の身体も蝕んでいるんじゃなかろうかと。 猫ちゃんの時に逮捕された会計士の先生がだしているフロードシューターたるツールを使えば財務会計リスクが、システム上で分かるらしい。使えば株価の参考になるかと思ったけど、会計士先生がリスクを指摘していたZOZOの株価は当時の倍になってる。うーん。。
投稿日:2021.09.12
1549203番目の読書家
シロアリ屋 東京シロアリと長年付き合いのあった会計士が最終的にはめられ有罪になるとは、なんともやるせ無い感じがした。
投稿日:2021.05.09
けべん
先の展開が気になりすぎてかなりドキドキしながら読了。 目次から3部構成であることがわかるが、このシンプルさはカラ売り企業と対戦させられることになる企業や業界となっている。それぞれの面白さは以下だった…。 病院 ★★★★★ シロアリ ★★★★☆ 絵画 ★★☆☆☆ 評価はしたものの、この3部で扱う業界が違いすぎる。この著者はなぜここまで詳しいのだろうか。 それぞれの違法性、グレーな内容があり、売り推奨として出したカラ売り屋に対し、不正を誤魔化そうとする、不正を隠蔽しようとする、不正を認めない方法は多種多様だった。 この本の面白いところは、業界や規模を考えないと実社会で十分に起き得る内容だなと感じた点。空売りという投資に関した物語であるが、特に1章は医療制度のあり方を世間に訴えているのかもしれない。 本書のカラ売り屋を、ブラック企業に制裁を加える正義のヒーローか、企業が落ちるのを悦ぶ変態かで味方も変わる。1つ言えるのは、普段の投資ではお目にかかることはないカラ売り屋の行動や心理を少しばかり垣間見ることができる。 この著者の本は初めて読むが、人を引き込む臨場感を伝えるのがうまいなと感じた。 ※本書の内容は以下連載をまとめたもの。 『日刊ゲンダイ』『小説 野性時代』 続きを読む
投稿日:2021.04.03
huton
相変わらず黒木氏の著作は面白い。しかし各シリーズもっと中身を厚くしてそれぞれで一冊のハードカバーにして欲しかった。どれももっと面白くなりそうだったので少し残念。 貸株の舞台裏もそうだし、貸株停止やら不正会計のスケープゴートにされた会計士やら絵画オークションのシュレッダーやら、現実世界と上手くクロスさせる腕前は読んでいてニヤッとさせられる。
投稿日:2021.03.22
ブーレ
ありそうな話。現実の企業や個人の名前も出てくるので実話ではないかと思わせる。 空売り専門の人たちは実際にいるのでしょう。病院やら、シロアリ業者やら絵画のオークションやら、題材がユニークで面白い。ぜひシ…リーズ化して欲しい。続きを読む
投稿日:2021.03.15
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