【感想】七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり

増田俊也 / 角川書店単行本
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ありんこ

    ありんこ

    2024.5.24
    七帝柔道記の続編。著者が「異形の柔道」と言う寝技主体で一本勝ちしかない柔道の描写が凄い。壮絶な練習と緊迫した試合、破天荒な登場人物達の生き様が何とも言えない魅力です。

    投稿日:2024.05.24

  • dridaw

    dridaw

    読んでいて苦しくなるのにページを捲る手が止まらない。情念と誇りの物語。

    コスパとかタイパが幅を利かせている現代とは完全無縁の話だけれども誰にも何も言わせない。

    大森と後藤さんバンザイ!

    そして中井祐樹先生がついに登場します。続きを読む

    投稿日:2024.05.14

  • アッシュ

    アッシュ

    二浪して北大に入り、二留して四年間柔道漬け。オーバーワークにより慢性的に怪我しており、試合でもいい所なし。そんな学生生活を異常な熱量で昨日のことのように執筆。これが青春である。

    投稿日:2024.05.11

  • MISERY

    MISERY

    旧七帝国大学にだけ存在する寝技中心の15人対15人の団体戦の七帝柔道。勝負は一本勝ちのみの勝ち抜き戦。引き分けを狙う「分け役と勝ちを狙う「抜き役」があり、「参った」もほぼないので関節技で骨折もある。競技の特異性もあり、練習の過酷さは今の時代にはあっていないほどの激しさがある(物語は1980年代後半)。主人公増田がいる北海道大学は長年一勝もできていなく負けの悔しさ、惨めさばかりを味わっている。そこからどうすれば勝てるのか、強くなれるのかを考える日々。練習の過酷さもそうだけれど、試合での勝ちに対する熱さ、不安、執念はすごい。勝利のため仲間のため、それ以外何もないような真っ直ぐなものがある。続きを読む

    投稿日:2024.04.21

  • yoichiokayama

    yoichiokayama

    旧七帝国大学だけの寝技中心の七帝柔道。
    2浪して北海道大学に入学した増田俊也の目的は、柔道部。
    しかしかつて無敵を誇った名門の北大柔道部は、七帝戦で、2年連続最下位でした。
    増田の1年、2年の七帝戦でも1勝も出来ず、主力の上級生たちは皆引退。
    かつてないチーム状況の中、北大は復活できるのか。
    絶望的な状況に置かれた中、副主将となった増田は主将の竜澤や仲間とともにチームを率いていきます。
    「命をかけて最下位を脱出するんだ」
    前作を超える、灼熱の青春小説。
    熱く熱く、燃える作品です。
    素晴らしかった!
    続きを読む

    投稿日:2024.04.16

  • shiawasetaro

    shiawasetaro

    七帝柔道記を再読してから読むべし。
    続編というよりも、合わせての超長編。

    ラストの七帝戦は一気読み必須。もう自分の息継ぎも忘れそう。
    闘う彼らは1人抜くのもやっとかもしれないが読んでるこっちは常に15人抜き、いや両校合わせて30人抜きなのだから!!

    緊張感みなぎる練習や試合のシーンもいいけどそればかりじゃないのもいいですね。
    緩急が良く効いていて読みやすい。
    『右組みでいけ』のセリフは最高過ぎたな笑

    エピローグも非常に良いです。

    三作目執筆中とのことだが、OBとしての話になるのか。はたまた書き漏らした番外編になるのか。
    またも再読してから読むだろう!!
    続きを読む

    投稿日:2024.04.10

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