【感想】週刊ファミ通 【2024年2月29日号 No.1837】

週刊ファミ通を十数年ぶりに購入しました
特集記事のアニメ『ダンジョン飯』の紹介および、作者の久井諒子さんのインタビュー記事目当てです

“久井諒子先生はかなりのゲームファンであることが判明！”と記事冒…頭に書かれててて、ちょっと笑ってしまった
漫画を読んでいればゴリゴリのゲーム好きさんであることは良く分かることなので、あくまでこの記事は、ゲームが好きだけど久井諒子さんの漫画は読んでないかもしんない人にも向けられてるんだってことと、『ダンジョン飯』のファン層の裾野が広がってるんだということを、ちょっとした書き回しで感じました
記事の内容は『ダンジョン飯』のコアめのファンを自認している人間から見ても意外な内容が多く、特に本格的にしっかりめにゲームを遊ぶようになったのは『ダンジョン飯』の連載開始後だというくだりは心底驚きました
なんかもう、小さな頃からダンジョンＲＰＧだけを友達にしてきた人だとばかり思っていた
そして『ダンジョン飯』の執筆のために積極的に遊ぶようにしていたゲームのラインナップもまた凄い！
質量共に尋常でなく、この量をあの濃密な連載しながらプレイされていたの…！？　と戦慄するしかない
様々な作品のエルフの皆様を紹介する描き下ろしイラストも掲載されていて素晴らしいです

他のファミ通記事も、久々に読んで懐かしかった
ファミ通町内会が変わらずあってほっこりしたり
伊集院光さんと山本さほさんの連載のネタが最新作のシレンのネタだったり
自分ではぜんぜんやってないけど、ドラクエ10の追加パッケージの情報を見て、追加職業に驚いたり
エンタメミクスという、漫画や映画やコンビニ商品などを色々紹介してくれる記事もページ数は少ないながらも残っていて嬉しかったです
以前、ファミ通のこの辺を独立した『ファミ通エンタ』っていう雑誌が凄く好きだったので感慨深い

それにしても、雑誌ってすっかり高くなってしまったなあ
いや、文庫本も漫画本もそうなんですが、週刊の紙の雑誌を維持して購入し続けるのってもう、よほどの物好きか紙好きでないと勤まらないのかも知れない
購読可能な雑誌から、サブスクを厳選する時代になってきてるんだなとも感じました続きを読む