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櫛木理宇 / ハヤカワ文庫JA (6件のレビュー)
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総合評価:
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白虎
社会的課題とミステリを絡めた作品。 相変わらず描写が残虐。とてもグロテスクだった。 性的マイノリティに関しては初めて知る部分も多く勉強となった。 LGBTQが主流というイメージがあったが性にも個性があ…るということを知り驚いた。続きを読む
投稿日:2024.04.14
だだを
「ママ」なんて気色の悪い呼称で呼ぶからこんな事になるんだ。「おふくろ」と「おっかあ」で統一したらこんな事件おきないんだぜ
投稿日:2024.03.21
あだちたろう
残酷で猟奇的な描写が多い作家さんだけど、大切な問題提起をしてくれる。 アセクシャルの登場人物を代表として、性的マイノリティや性を通した支配者、被支配者の関係が描かれているのは読み応えがあった。
投稿日:2024.03.03
かりんとう
このレビューはネタバレを含みます
ジェンダー問題、毒親、ネグレクト。 家族、夫婦、社会の『普通』。 学校のいじめ。 閉鎖的で、がんじがらめ、抜け出せない問題多い。 愛情と憎悪。 性的対象、聖母。 たくさんの問題が、一冊の本にギュッとつまっていって、続きが気になって読み進める。 つい最近、犯人の心情が、一切わからない小説を何冊か読んだので、犯人の気持ち、彼らの殺人衝動、神からの啓示だなど、歪な考え(彼らの中では整合性がとれていると思っている)を読めたので良かった。 やっぱりわからない行動は、一つ一つ説明されている方が歪みを理解はできないけれど、知ることができる。 樹里、十和子が、少しずつ変わっていく姿良かった。 元夫の「いい友達」発言、最後までずるずる未練がましい。(離婚届二枚とも無記名だったり)
しんた
今回はシリアルキラーである。 さすがの櫛木、シリアルキラーのインパクトは抜群なのだが、社会問題や閉塞さを織り交ぜて物語に落とし込むのが実に巧みである。 例えば『殺人依存症』のような強烈さは本作では息を…潜めているが、代わりにじわりじわりと明かされる謎がある。そのどれもが人間の闇をこれでもかと描いている。 相反するように人間の持つ「光」にも焦点が当たっている。闇と光が織り交ぜられた物語をぜひ。続きを読む
投稿日:2024.03.01
ロカ
ジェンダー問題、機能不全家族、毒親。 なんて多くの問題を含んだ作品なのだろう。 十和子は勤めていた公立中学で心に大きな傷を負い、私立の学園に転職する。 だが、その学園では彼女によく似た女性教師が14年前に殺されていた。そして未だに犯人は捕まってはいない。 彼女と殺された教師を重ねる学園の教師や事務員たち。 そして、凄惨な殺人を犯す連続殺人犯の八木沼は十和子を見つけ、彼女が探していた聖母だと確信する。 この二人の視点を交互に物語は進んでいく。 圧倒されました。ミステリとしても秀逸な作品ですし、冒頭に上げた問題を改めて考えさせられる作品でもありました。 スプラッタ苦手な私にしては、よく読めたなとも思いますが、駄目な方は読む前に一考を。
投稿日:2024.02.24
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