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福永耕太郎 / 三五館シンシャ (17件のレビュー)
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tosyokan175
斎藤幸平がコンサルトや広告代理店の仕事のことをブルシット・ジョブと言ったのはNHK Eテレ「100分de名著」でブルデューのディスタンクシオンを紹介している時でした。その時、初めてブルシット・ジョブと…いう言葉に出会い、デヴィッド・グレーバーの「ブルシット・ジョブ」もこの本棚に登録しています。(未読だけど…)その本のサブタイトルが「クソどうでもいい仕事の理論」で、長い前書きになりましたが、この「電通マンぼろぼろ日記」はその「クソどうでもいい仕事の事例集」なのであります。週刊文春に連載されている「バブル兄弟」の兄、東京五輪の受託収賄の疑いで逮捕された高橋治之がブルシット・ジョブの王様だとしたら、この本の著者はブルシット・ジョブの足軽、雑兵、歩兵ってところか…キングのようにコネも閨閥もなく採用された人間が広告業界に「ワクワク」して「ブイブイ」言わせているうちに「オロオロ」し始め「ボロボロ」になって行くエレジー。今までだったら表に出てこなかったような物語が、出てくること自体が電通という会社の黄昏なのか、それとも取るに足りないゴミみたいな話なのか?ゴミだとしても「二条河原の落書」みたいに本として後世に残るのは価値があるような気がします。電通という会社の問題というよりクライアントやメディアを含めた人々の欲望がブルシットな仕事を生み出している記録です。個人的には、まえがきの「クリエティブ」は偉いのか?も、もっともっと深掘りして欲しかったかな。続きを読む
投稿日:2024.05.05
lmndiscrm
このレビューはネタバレを含みます
途中途中のエピソードから、広告業界の商習慣が垣間見え、よくもまぁここまで器用にと思う一方で、ある種の個人事業主感もありその組織としての強さも垣間見えた。もちろん、それは電通ブランドがあってのものであって、それは著者の退職後の動向を見てもよくわかってしまう部分があったが。 お金の生み出し方というか、その手法の善し悪しはさておき、メーカーなどで営業として求められる(自身の経験も踏まえ)像って恐らくはこういう部分なのだろうなとも感じる。パワーというよりかは強かさと自信。 出向らへんからの薄さは、意図的でないなら少し淋しいものではあるが、、、電通っぽいといえばそれも包めてしまうのが、"電通"らしさとも言える。
投稿日:2024.05.01
井之上 正々
実態が有るのか無いのかよくわからない世界。 ただただ、信用してはいけないという印象で終わった。 今は違うのかも知れないけれど。
投稿日:2024.04.29
イクロツィル番目の読書家
広告関連の仕事をしている私にとって 非常に面白く愉快で、現実を思い知らされるようなラストだった。 やはり「行動すること」が何よりも大事だと思う。思い描いているだけじゃダメ。自分も自分のためなら行動しよ…うと思う。 電通、この本を読んで私もちょっと好きになってしまった。豪快で費用の話が大きすぎて、不良に憧れる気持ちと少し似た気持ちを抱いた。話を聞く分には面白い。 福永耕太郎さん 私はこの本を読んで活力をもらいました。この本を書いてくれてありがとうございます。 広告業界、盛り上げられるようひとっ走りしてきます。続きを読む
syun0118
華やかな世界(広告業)の裏側(謎接待、コネ、ハラスメント、過重労働等)。 それにしてもよく電通は許可したな本書の出版を。それほどまでに周知の事実であり、過去の出来事(今は改善された)ってことなはのだろ…うか。続きを読む
投稿日:2024.04.19
ヒデ
電通時代のヤバめエピソードが面白かった。営業のやり方や内部情勢の話とか。コネ入社で最も力を持つのは、クライアントの宣伝部長の子息ではないという話とかも。全体的にちょっと著者のプライドが透けて見える。
投稿日:2024.04.12
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