【感想】かみなり

武田康男, 小杉みのり / 岩崎書店
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
4
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ブクログレビュー

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  • 図書館あきよしうた

    図書館あきよしうた

    かみなりって なあに?どこで どうして うまれるの?
    蒸し暑い日、大きくなった入道雲から雷雲ができた。雲は空を覆い尽くし、雷が生まれる。
    入道雲の上昇気流の上方で凍った水粒が衝突して電気が発生し、それが道を見つけて流れたものが雷となる。
    雷の発生過程をたくさんの写真で解説した科学絵本。












    ******* ここからはネタバレ *******

    まっすぐに雷の発生過程を描いた写真絵本です。

    私たちはいつも自分のいることろに落ちてくる雷しか意識しませんが、天に登っていくものもあるんですね。
    地面に落ちずに放電されるということなのでしょうか?
    雷にも送電ロスがあるのでしょうか??

    ……調べてみました。
    送電ロスはわかりませんでしたが、ナント、地表に落雷した後リターンストロークなるものが雷雲に向かって発生しているんですね。

    雷は電荷の中和のために発生しているので、横や上に向かっても満足(放電)できるんですね。

    そしてナントびっくりしたのは冬の落雷は上向き(地表から雷雲に向かう)ものが多いそうです。
    これ、地表では大きな音とかしないのでしょうか???

    まだ正確に解明されていないこともあると言われる雷。
    なかなかおもしろそうですね。


    おっと、本から外れてしまいました。
    正直、珍しい写真以外はこれといって特徴がないと感じたんです。
    可もなく不可もないという印象です。

    残念なところは、編集後記のように載せられていた珍しい空の写真。
    こんな小さな写真ではなく、もっといい位置が与えられなかったのでしょうか。

    問題ない本なので、安心して子どもたちに手渡せます。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.09

  • mm

    mm

    写真に短い文が添えられている。雷の発生を説明しているページだけ文字が多いので、写真一枚での理解は難しそうだが、それ以外のページは幼い子どもたちでも理解できるだろう。小学生向け。写真を楽しむなら幼児でも続きを読む

    投稿日:2023.11.17

  • goya626

    goya626

    雷ができる仕組みと出来ていく様子がよく分かる。氷の粒どうしがぶつかって電気を発生させる。小さな粒が+で空の方、大きな粒が-で地面の方になる。数億ボルト、数万アンペアというのが怖い。怖いけど美しい写真の数々だ。続きを読む

    投稿日:2023.09.14

  • かとのひも

    かとのひも

    このレビューはネタバレを含みます

    はじめての雷科学絵本に!

    ・かみなりはどのように生まれるのかな?
     雲はどのように成長するか
    ・雷の道
    ・夕立の後

    ○空に帰る雷や、上に向かう雷もあるのか!
    ○雨の降り方も。雨を降らせてしぼむ雲という表現もいいな

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.08.16

  • 翠

    もう一冊?の雷写真コンテストのと比べてしまうと雷の写真のインパクトには劣るけど、雷が何故発生するのかが分かりやすく説明されている。
    こっちは中学年でもより高度な方かな。

    投稿日:2023.07.01

  • かめれおんの手

    かめれおんの手

    写真がとてもきれい。雷が落ちる写真では、思わず「わぁ」と声が漏れそうなほど。文章も子どもの問いかけに対して、分かりやすくやさしく説明する感じで読みやすいし理解しやすい。大勢への読み聞かせをしたいけど、ちょっとサイズが小さいかなぁ。奥付のページに載っている写真まで興味深いものだった。続きを読む

    投稿日:2022.11.02

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