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深見真 / KADOKAWA (2件のレビュー)
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総合評価:
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ちぃ
このレビューはネタバレを含みます
何度も見た映画のノベライズ。慎導篤志の心情が厚めに書かれていて、輝をどうやって引き込んだのか、なぜあの行動を取ったかが補完されていてよかった。終盤の砺波のもたつきについても、映画だと若干ご都合展開にも見えたので、意味のある行動だったんだなと思えた。あとは志恩さんの狡嚙がやってきたことへの評価とか、ラストシーンの朱ちゃんの心の内とか。。書いているのが深見さんということもあって、ブレがなくてよかった。戦闘シーン等小説単体で楽しむには少し躍動感が足りなくて、映像を見た人向けの作品だとは思うけど、読んでよかった。
投稿日:2024.02.24
kaaazunoko
劇場版のノベライズ。深見先生の文章は読みやすいし明瞭で好きです。 それにしても映画本編で語られてない大事なシーンが小説には多すぎるように思います。心理描写なんかは映画で映すのはむずかしいとわかってますが、むしろ小説という媒体が得意とするものであるということは理解しています。けど、小説を読まないと映画の内容が伝わりきらないのはちょっと違くない!?とは思う。慎導篤志さんと輝くんの心理描写はとくに小説がなければわからないままだったろうな。慎導さんがとても「普通」の人に思えた。普通の父親なんだな。 朱ちゃんについても内心の機微が小説の方がわかりやすかった。葛藤したりいろんなことに疑問を思ったりしててちゃんと人間なことがわかりましたね(朱ちゃんのことをなんだと…) 映画ではよくわからなかった部分は説明がありわかりやすくなってて助かりました。もっと知りたいことはあるけどそれはオフィプロで明かされるのかな(オフィプロが出る前提の話)
投稿日:2024.02.10
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