【感想】「働き手不足1100万人」の衝撃――2040年の日本が直面する危機と“希望”

古屋星斗, リクルートワークス研究所 / プレジデント社
(11件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • 駱駝

    駱駝

    労働供給は2040年には1100万人不足する。
    先端分野への供給が後回しになり、イノベーション余力がなくなる。
    徹底的機械化・自動化、ワーキッシュアクトを広げ打開する。
    労働需給の著しいギャップ「労働供給制約社会」

    「お客様は神様」から「働き手が神様」の時代へ。
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    投稿日:2024.05.24

  • バリュー投資家ひよ

    バリュー投資家ひよ

    公的データを活用した精緻なシュミレーションにより、2040年の日本の未来に、ほぼ確実に来るであろう「労働供給制約社会」にクローズアップした大作です。

    確かに、最近のニュース報道でも、ひしひしと人手不足であることを感じます。
    それが、何の対策もしなければ、あと16年後にはとんでもない事態になっているというのですから、驚きしかないです。

    本書においては、「労働供給制約社会」における独自の解決策が4つ、提示されているのですが、その解決策の一つである「ワーキッシュアクトという選択肢」は、非常に興味深かったです。
    この「ワーキッシュアクト」という言葉も初めて耳にしましたし、紹介されている事例自体が新鮮でした。なお、紹介されている事例は、今現在も進行中の事例です。

    「ワーキッシュアクト」と、もう一つの解決策である「シニアの小さな活動」とを組み合わせれば、日本に全く新しい事業が創造できるのではないか・・・
    そんなことをうっすらと思いました。
    と同時に、日本の未来に希望も持てるような気がしてきました。

    ちなみに私は、本書を読んで、日本の個別株長期投資に関し、一つのアイデアを得ました。これから、それを実践していきたいと思っています。
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    投稿日:2024.05.18

  • Ryota Ozaki

    Ryota Ozaki

    ・2040年に労働人口が不足する事により、労働に対する構造的な変化を求められるようになる。
    ・むしろ変化をしない限り日本は立ち行かなくなる。
    ・労働主役的な業務は省力化・機械化を促進し、人間にしかできない仕事の価値に回帰する続きを読む

    投稿日:2024.05.08

  • David Bowie

    David Bowie

    日本の人口は確実に減少することを前提にして、どのように就労者の減少を緩和するかを説いた本書。いくつかの示唆に富み参考になった。

    投稿日:2024.05.01

  • のうた

    のうた

    募集してもずっと人が来ない
    この今の状態が一番人が来てくれる状況でこれから益々来なくなるんだよ
    ってゾッとする

    ではどうすれば良いのか?
    まで踏み込んでいくつかの成功例とそれを踏まえた提言もなされていてなかなか読ませてくれた続きを読む

    投稿日:2024.04.27

  • コバコーバ

    コバコーバ

    働き手不足が確実に来る時代の中で、生活維持サービスの提供が行き届かなくなる。どのように生産性を高めるのか。ワーキッシュアクトという、一人の人間がいろんな場面で活躍する社会を作ること、それを企業が後押しすることで労働をカバーできる部分もある。
    働き手は希少な資源。無駄な仕事に働き手を回す余力はない。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.26

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