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レ・ファニュ, 南條竹則 / 光文社古典新訳文庫 (2件のレビュー)
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ひまわりめろん
ナイス!光文社古典新訳文庫! というわけで、光文社古典新訳文庫最新刊の『カーミラ』でございます 何がナイスなのか? 『カーミラ』読みたいな〜 ちょうど光文社で出してくんないかな〜って思ってた矢先…に、なにこれ願い通じちゃったじゃん恐っ!の発刊だったからです 最近日米で同じコンセプトの物語、つまり青崎有吾さんの『アンデッドガール・マーダーファルス 』とシオドラ・ゴスの『メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』という両シリーズを読んでまして、どちらにも女吸血鬼として有名な「カーミラ」が登場するんですが、前者は敵の中心人物で後者は主人公たちを強力にバックアップする味方なんですよ もう、こんがらがって、こんがらがってw でね、原作はどんなんだったのかなー できれば光文社古典新訳文庫で読みたいな〜なんて考えてたところだったんですよね もしかしたら、自分と同じような考えの人が結構いて、市場リサーチの結果だったのかな?なんて思ったりして で、実際に読んでみて うん、「カーミラ」の人となりは全く書いてないので分からんかった!w というか、レ・ファニュの短編全てがなんというか、表現というか文章としてのゴシック感がすごいのは分かった 神秘的でものすごいゆったりと流れる時間を感じさせて、静かに迫ってくる怖さみたいなんはあるんだけど 物語として平坦すぎて退屈で、うーんまさに古典 南條竹則さんの訳も意識的に古めかしくしてるんだと思うんだけど新訳っぽくないのでこちらもちょっと残念 そんな感じだったので読むのに時間かかった やっぱり古典は当たり外れが大きいな〜とあらためて感じたけど、なんしか勉強になったな続きを読む
投稿日:2024.01.30
馬南神空
土地柄でどうしても英国怪談と比較されそうだが、ときとして民話を思わせる、濃厚な土着性はあの手の洗練とは一線を画すもの。むしろロシア怪談あたりに近い手触りですかね。白眉の「カーミラ」もそういえば吸血鬼も…本場はあちらだよな、とそんなことを思わせる。古典新訳と言うことで、レア作に拘らず、よく知られた作を集めてあるのも高評価。続きを読む
投稿日:2024.01.26
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