【感想】解散ノート

モモコグミカンパニー / 文春e-book
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • loststar19

    loststar19

    ガールズグループBiSHのメンバーが解散宣告〜解散までの3年半の日々を綴る。

    ステージ上のキラキラな世界の裏で、解散という未来に向け、不安や焦燥感を正直に吐露する日々。
    弱い自分を認め "それでいい、これが私だ" と前に進み、最後のその瞬間まで全力で駆け抜ける姿がカッコいい。続きを読む

    投稿日:2024.04.22

  • たかもと

    たかもと

    2019年のアメトークでbishのファンになりました。その時からカッコいいな、また復活してほしいと思っていた。でも解散ノートを読んでこんなに心と体を削って活動するものなんだとわかった。やりきった感が有るんだろうなと思う。モモコグミカンパニーは悲観的だと思うけどよく見たら私が仕事で悩むでいたのとそっくり。十分頑張ってると思う。本を読めてよかった。続きを読む

    投稿日:2024.03.20

  • DAIKI

    DAIKI

    BISHが好きな人にはたまらない!
    メンバーのモモグミカンパニーのリアルタイムで綴る2019年11月22日から東京ドームでの解散ライブまでの3年半の日々。
    BISHの楽曲では最多の17曲の作詞、小説2作、エッセイ2作発表しているモモコ。
    ステージでキラキラ輝いている彼女も自分と同じ人間。当たり前だけど楽しいこともあれば悲しいこともある。赤裸々に書かれていて知りたかったことがたくさん書かれていて大切な一冊になりました!
    続きを読む

    投稿日:2024.03.18

  • ひげしゃちょー

    ひげしゃちょー

    本人も言ってる通りエッセイとも違うし日記に近いもの。その当時の感情が赤裸々までに伝わってくる。モモカン推しは必読。対談相手がなぜアイナさんだったのかなんとなくわかる。

    投稿日:2024.03.15

  • いぬっち

    いぬっち

    2023年6月で解散したBiSHの モモコグミカンパニーが、解散の話が出てから東京ドームでの解散LIVEの日までの約3年半の心境や日々を記した本です。

    私自身がかなりネガティブな感情を抱きやすく、「これはあまり良くない感情だ」と思っていましたが、
    この本を読み終えた時、ネガティブな感情でもいいんだと思いました。
    強そうに見える人ほど繊細で、弱いのかな。だからこそ強くなれるんだろうなと感じました。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.03

  • 黒山羊

    黒山羊

    とても面白かった。

    自分はBiSH解散後に音楽を聴き始めたので、リアルタイムで解散までの空気感、雰囲気を感じていないので、感想が的外れになっているかもしれない。


    最初メンバーの中でモモコグミカンパニーが気になったのは、BiSHというかなり尖ったグループに、えらい普通な子がいるなと思ったからだ。
    外見もそうだがインタービューの記事などを読むとすごく普通な感性をもっているなとも思った。
    特に解散後に書店の中を回りながら購読していく動画を拝見したのだが、普通に将来に悩む若者といった内容だった。


    普通である自分は何も持ち得ていない(と思い込んでいる)という劣等感、早く何者かになりたい、ならなければならないという焦燥感、前向きでいたい、いなければならないという希望感。

    そういったありのままの自分や感情とどう向き合うべきか、向き合ってきたかが丁寧に文章に言語化され、全体を通して「受け入れる」というテーマが根底に流れているように思う。


    エンターテイメントの世界では比較的ピーキーな存在の方が受け入れられやすいと思う。
    「stereo future」などのコントロールの効きにくい、なにかを打ち破ろうとしているような曲を歌っているグループはピーキーと言って差し支えないだろう。

    しかしながらピーキーであればあるほど目立ちやすいためブレイクが早いかもしれないが、その分コントロールが効かなくなり、ランダム性に左右されやすくなってしまう。
    つまり飽きられやすく、グループ解散も早いのではないかと思う。

    そういった特異な職業の中で「普通」の感性を持ち続けているのは、ものすごく異質で逆に個性が際立っているなと感じる。
    なぜなら「普通」で居られることはニュートラルで居られるということであるし、中庸という概念につながっていくと思うからだ。

    きっとそういった感性や気質がBiSHの屋台骨を支えてきたのだと思うし、それがなければ8年もこのグループが続かなかっただろうなと、この本を読んで感じた。
    (いわゆるバランスの問題)


    しかしながら、ありのままの自分を受け入れるというというのは、なかなかに困難なことだと思うし、それゆえの葛藤が良く文章に表れていると思うが、前向きで居ようとするがためなのか、俯瞰の感性が強いのかはわからないが、文章自体は結構軽めに描かれていると感じる。
    実際はもっと重く渦巻くようなどろどろとした感情や不安や悩みがあったのではないかと思う。

    文章全体を通して比較的前向きでポジティブな言葉ばかりが目立ったので、もっと個人の心情が現れても良かったのではないかと思う。


    ともあれ、仕事にしろ趣味にしろ、何かにひたむきに打ち込めるということは人生において本当に幸せなことだと再認識させられる良書であると思う。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.21

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