【感想】わたしはわたしで

東山彰良 / ボイジャー
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.2
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ブクログレビュー

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  • のりこ

    のりこ

    全体的に物悲しい、物寂しい感じが漂ってる短編集。
    暗い海の底を歩いてるような鬱屈した感情がどの登場人物にもみえる。
    が、ストーリーは良かった。陽気な内容ではないけど、繊細な心情を丁寧に書いてあって、読み手側もちゃんと敬意を持って対峙できる本でした。続きを読む

    投稿日:2024.05.10

  • hdb12

    hdb12

    いろんな東山彰良が短編で味わえた。「わたしはわたしで」の表現は特に震えた。おもしろかった作品を読み返すことはしていないが、読んでない作品は再び漁り読もうと思った。

    投稿日:2024.04.21

  • チャオ

    チャオ

    全6作品の短編集。前半パートは舞台は外国のお話。いつまでも「流」(台湾が舞台)という作品の幻影を追い求める自分としては、あまりに空振りな内容で、そこで本を閉じる選択も考えた。
    ただ、消えかけの気力で読んだ後半パート(舞台は日本)が意外と良く、もはや東山さん作品に何を求めるのか分からなくなってしまった。
    何となく個人的なメンタルや体調不調もあって、あまり頭に入らずダラダラと読んでしまったところも良くなかったのかもしれない。
    それにしても、低評価の感想なんて、誰の何のためにあるのだろうか。ファンならば不快に思うだろうし、なんだか気まずさだけが残る感想を残してしまった。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.18

  • rieko

    rieko

    6編の短編のうち、ひとつは「流」の続編というかスピンオフ的な。
    前半の3編は海外が舞台で、後半は九州が舞台。個人的に九州弁が懐かしかった。
    お話としては海外を舞台とした前半3編が好みでした。
    全体を通して治安が悪くて、人生ってままならねえな、でも生きるしかないし、という感じ。続きを読む

    投稿日:2024.03.10

  • マルガリータ

    マルガリータ

    著者の作品は初である。6つの物語を3編宛ツーブロックで構成。振分けを海外編と日本編(福岡県)とみた。窮迫した心にギリギリ折合いをつけながら、諾って生きる人々。細やかな九州弁がエールとなって響いた。

    投稿日:2024.02.28

  • こひろ

    こひろ

    「流」の続編を含む短編集。

    共通のテーマは感じないが、時節柄コロナの影響は大きい。

    現と幻、悪党や裏稼業が出てくるのは作風だろうか。

    投稿日:2024.02.26

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