【感想】つながらない覚悟

岸見一郎 / PHP新書
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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ブクログレビュー

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  • こうき

    こうき

    最後の三行を引用しておく。
    『真のつながりは、自己中心的な支配や依存関係ではなく、一人一人が自立し、しかもつながっていて、必要な人は援助し、必要な時は援助を求めることができる。そのようなつながりを築けることを知れば、どんなに苦しい時でも生きていくことができる』

    インパクト狙いのタイトルだと思ったが、本書の著者は「嫌われる勇気」の岸見先生だった。
    本書の主張は「つながるな」ではない。「偽のつながりにとらわれるな、そのようなつながりを断ち切る勇気を持て」ということだ。
    真偽判定は簡単ではないかも知れないが、つながりに種類があることは意識したい。職場で「真のつながり」が必要ないという点は特に重要。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.27

  • morick

    morick

    人を叱るとか褒めるというのは、結局人をコントロールすることになること。
    独立して生きていくことが大事。

    投稿日:2024.04.21

  • り

    依存と支配というのは偽りのつながりであり、
    真のつながりは独立した個人同士で共同体感覚を持つと言うもの。

    愛は排他的ではないと言っているのが印象的でとても腑に落ちた。

    アドラー心理学や哲学を研究している岸見さんらしい本だった。続きを読む

    投稿日:2024.03.14

  • tokyobay

    tokyobay

    エッセイ風なテイストなので読みやすいが、心理学&哲学を踏まえつつも、ややイデオロギー的な偏りも感じられるので、その辺をどう評価するかが問題。
    概ね常識的な内容でそんなに変な事が書いてあるわけではないが、「共同体」と「国家」の関係は簡単に割り切れるものでもないのかと。だから人は悩むのだろうけど。続きを読む

    投稿日:2024.03.09

  • パパタイガー

    パパタイガー

    本質的なつながりは、何だろうと考えて、読み始めた。つながりは、強制されるものでなく、自分の人生を生きることが大切であると感じた。

    投稿日:2024.01.30

  • Go Extreme

    Go Extreme

    人と人がつながっているのがノーマル:死の本能・自己破壊衝動
    依存する人:自己に価値があると思える→勇気 親の属性付与→事実上の命令→偽りのつながり 同調圧力
    支配する人:非合理的権威は批判を禁じる つながりの強制 偽りの一体感
    関係を分かつ:剣を投じる→真のつながり・秩序
    孤独:受動的な受け手・反応者 孤独できず→人間の悪 愛知者 公憤
    自分の人生:虚栄心 本性・仮性 無自覚に選んだもの オリジナルな幸福
    親・子:いつも静かに存在している父 対等→近くに感じる
    理解する:解釈投与 理想の相手を見ない 他社は理解できない 人は常に変わる 他者に共感
    人間であること:修辞疑問 善きサマリア人の喩え
    愛するということ:愛=私のままで与える 共依存関係 共同体感覚
    本当につながりたい人とつながる:生きる=幸福に生きる 成功は家庭に関わる 共鳴・レゾナンス
    続きを読む

    投稿日:2024.01.30

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