【感想】道長ものがたり 「我が世の望月」とは何だったのか――

山本 淳子 / 朝日選書
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • hifumi1232001jp

    hifumi1232001jp

    大河ドラマはまだまだ事件が起こることがわかりました。何人も亡くなるが、何人も生まれ、姻戚関係が広がり巨大ファミリーが築かれるも、ファミリーの幸せと、疫病、怨霊に恐れ慄きながら生きていく様がドラマの見所でしょうか。「小右記」を記した実資、「権記」を記した行成が道長の観察眼に優れているようでドラマで活躍してほしいです。続きを読む

    投稿日:2024.05.11

  • あつみ

    あつみ

    道長といえば、日本史で必ず教えられる「この世をば〜」、平安朝で栄華を極めた最高権力者。
    実は、若い時から栄華が約束されていたわけではなく、いろんな意味で「幸い」人だったこと、そのために、心身がすぐれない時も多々あったことを知りました。
    1000年前の人も、いろいろあるのね、
    なるほど、なるほど。


    続きを読む

    投稿日:2024.05.11

  • よたよた

    よたよた

    分かりやすく道長の一生が綴られている。ひたすら年譜を読むようなものなので、教科書的な印象。なかなか一気読みとはなれず、他作品にくらべ読み終えるまで随分時間がかかった。

    投稿日:2024.05.06

  • 山野マリア

    山野マリア

     山本さんの本は、本当に分かりやすく、当時の生活がよくわかる。
     道長が権力を手にしながら、蹴散らしてきた敵の悪霊に苦しむ姿が、よくわかった。
     ファミリーの結束が大事だと思った。

    投稿日:2024.04.16

  • ぽ

    2024大河への助走⑨

    倉本一宏先生の著作は何冊か読んだけど、本作は歴史物語の記述にもかなり踏み込んでいておもしろかった。ドラマで「心の鬼」が表現されるのか、楽しみ。

    投稿日:2024.03.31

  • tonari0701

    tonari0701

    大河ドラマ『光る君へ』を見ていて平安時代のことをもっと知りたくなって手に取りました。
    すごく分かりやすく読みやすいので、道長の人生を知るのに最適な本だと思います。
    当たり前ですが、大河の藤原三兄弟と史実は全く違いますね。特に道兼は、実際は和歌が得意で風流な人物であったようなので、大河の暴力的な設定はちょっと可哀想だな…と思ったり。
    定子は兄の道隆の娘で彰子は道長の娘だということも知らなかったので、勉強になりました(それぞれ清少納言と紫式部が家庭教師として付いていてライバル関係にあるということしか知らなかった)。定子は兄の娘でつまりは姪なのに道長が娘を中宮にするために虐めて邪険にしたというのは可哀想ですが、この時代親の身分が高くないとか親が死亡して有力な身内がいないことが如何に大変なことなのか、よく理解できました(それは貴族だけではなく天皇の息子も同様)。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.24

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