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今村翔吾 / PHP研究所 (23件のレビュー)
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総合評価:
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immrm
西日本は秀吉関連の武将が多いので、東日本編よりは聞いたことがある人が多く読みやすいかも。 でも、やはり数が多くて一つ一つの話が短い。もう少しじっくり読める方がいい。
投稿日:2024.05.03
ボマルツォ
広島県=毛利元就、というふうに、一つの県に一人の武将という組み合わせで、西日本24県分の短編をつないでいる。 一つ10ページ+αなので、基本一つのエピソードをテーマにしていてサクッと読める。みんな良く…知ってるエピソードも、少し捻りを加えていたり、手を替え品を替え楽しませてくれている。 が、流石にそうそう24県すべてに格好のネタが散らばっているわけもなく、続けて読んでいるとだんだん飽きてくるのも事実。気が向いた時に2〜3編ずつ読むのがいいかも。続きを読む
投稿日:2024.04.30
コロ(コロ山ホン太郎改め)
都道府県から各1人の武将を描く掌編集の西日本編(24編)。1人10ページ程度なので、寝る前に少しずつ読めました。 フィクション性が強いけど、物語のまとまりが巧妙な雑賀孫一と謝名利山がお気に入りです。 … なお、我が湖国は、もちろん石田三成(笑) 惜しむらくは、せっかく登場人物達の名前や個性、関係性が理解してきた途端にお話が終わること(歴史モノ弱いので、人物把握が毎回大変で)。 まあ、はじめから掌編とうたっている作品なんですが。続きを読む
投稿日:2024.04.20
かおるひめ
西日本の戦国武将24人を描く短編集。 毛利元就、尼子経久、大内義興、松永久秀、龍造寺家兼、 宇喜多直家、石田三成、戸次道雪、北畠具教、黒田官兵衛、 亀井玆矩、伊東祐兵、有馬晴信、加藤清正、雑賀孫一、 …足利義昭、豊臣秀吉、十河存保、長宗我部元親、 加藤嘉明、島津義弘、謝名利山、蜂須賀家政、立花宗茂 その武将の人生の一コマを切り取って描いたような、 味わい深い短編集です。それぞれが実に短い物語なのに、 その後にある史料・文献から得た想像力での創作は、見事。 主人公の視線、近しい者たちの視線が鮮やかに語る。 親子や兄弟、夫婦や男女、主従の、信愛と確執。 庶民、異邦人や将軍の姿もある。 彼らによる、国のため、民のため、己のため、 愛する者のため、尊敬する者のための、喜怒哀楽の発現。 毛利元就の三本の矢異聞は、家を父を思う息子や娘の絆。 最後の戦場を駆ける93歳の龍造寺家兼の、戦いへの信念。 官兵衛の思い。半兵衛よ、未完でも進む我が姿をご覧あれ。 受け入れてくれた大切な人を守る!異邦人たちの戦い。 島津の退き口は、出会った武士の運命を変える。 琉球の民を守るため佞臣となった謝名利山の約束。 武骨な家風のままに生きる立花宗茂と付き従う家臣たち。 それは見事立花家が再興した、基盤なのかもしれない。 東日本編が良かったので、西日本編へ。 今回も評伝が読みたくなった武将が増えてしまいました。続きを読む
投稿日:2024.04.17
土鳩
都道府県ごとに1話ずつ、戦国時代の人にフォーカスをあてた短編集。西日本、東日本で2冊に分割して発刊されているうちの西日本編を読了。 各短編の末尾に、話の着想の元と見られる文献の一節が引用されている。…簡素な引用文を基に、著者である今村さんが行間に想像を巡らせてドラマを作り上げている。各地域で楽しく読める短編を量産できるところに作家としての実力が伺える。続きを読む
投稿日:2024.04.15
windfuku
織田、豊臣の戦国時代に生きた西日本の武将の逸話を纏めた超短編集。現在の都道府県に紐付けされたその地に根付いた武将の生き様を描く。馴染みの無い武将を含めた紹介話の体をなし流し読み出来る軽いタッチの時代小…説。続きを読む
投稿日:2024.04.13
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