【感想】ツミデミック

一穂ミチ / 光文社
(101件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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ブクログレビュー

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  • kumasank

    kumasank

    個人的に今本屋大賞に1番近いと思っている著者 の短編集。コロナをテーマは買うが、なんだか三面記事的な感じで、期待するところとは違うような気がします。

    投稿日:2024.05.06

  • Chie

    Chie

    新型コロナの流行の裏では、こんな光景があったのかもしれない、と切なく感じられる短編集。
    ごくごく普通の人が罪を犯してしまう時というのは、こんな感じなのかもしれないと、どこか共感のような気持ちを抱きながら読みました。
    個人的には、『特別縁故者』が好き。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.05

  • mayの本棚

    mayの本棚

    6話からなるコロナ禍の犯罪をテーマとした短編集。どぎつい赤い表紙とテーマが犯罪と知って、一度はスルーしようかと思いながらも読んじゃいました。

    そしてやはり一穂さん、『スモールワールズ』を彷彿とさせる、いろんなタイプのお話たち。不穏なものやゾワリとするものもあればほっこりするものもあり…一穂さんの短編は本当によくできていておもしろいですね。『特別縁故者』が一番好きでした。続きを読む

    投稿日:2024.05.03

  • 屋根裏のリリー

    屋根裏のリリー

    真っ赤な背景に大きな菊の絵はとてもインパクトがありますね。コロナ禍の犯罪小説が6篇。読んでいてゾワッとするものから最後はホッと心温まる物まで一穂さんの小説は本当に幅が広い上にどれも印象に残ります。

    『憐光』の結末は主人公にとってはあまりに残酷でした。『縁故者』は働かずに悪巧みを計画していた父親に最初は呆れたものの、最後は何だか良いお話じゃないの〜と心地よい読後感。その後の2篇もホッとする結末。

    確かにコロナで人生狂わされてしまった人はたくさんいますよね。あんな事もあったな…と思い出しながらの読書となりました。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.27

  • katz21

    katz21

    コロナ禍が落ち着いてきたあたりをベースにした短編集6話。
    違う羽の鳥:あの少女はどっちだ?ちょっと不穏な感じが良い
    ロマンス☆:夫婦の亀裂と依存症の果て。何となく予想どおりかな。
    燐光:高校教師と教え子。まあ、ありがちな展開ですが、そこに+αで・・・、成仏して欲しい。
    特別縁故者:これが一番良かったか。短編故に展開が矢継ぎ早で、タイミングが良すぎますが、終わりもニンマリ笑える気持ちよさ。
    祝福の歌:ウクライナまで関係して、人を取り巻く環境に心が痛むが、菜花のキャラが全てを救っている。
    さざなみドライブ:これは予想の1つ上をいく結末で良かった。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.23

  • ANZU

    ANZU

    パンデミックで今まで生きてきた事が当たり前ではなかったと気づいてしまった。ぞっとする話もあるけれど、どんでん返しもあったり、人情を感じる話もあって次はどんな話なんだろうと思いながら読めた。個人的には縁故者が好きだった。続きを読む

    投稿日:2024.04.20

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