【感想】教養としてのパンク・ロック

川崎大助 / 光文社新書
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • small-face

    small-face

    パンクロックの歴史とそれに基づいた考察についての本。新書版だがページ数が多く読み応え十分。音楽解説本にありがちな陶酔した感じもなく、淡々と、それでいて熱さを持ちながら論を積み重ねていく姿勢には好感が持てる。特に日本のパンクロックに関する分析と考察が、自分には新しい見方で面白かった。続きを読む

    投稿日:2024.05.27

  • 芦田友郎

    芦田友郎

    学生時代はメタル好きで「ロッキング・オン」は敵性雑誌だった事もあり作者の事は全然知らなかったのだが、タイトルに惹かれて読んだら面白かった。パンクについてはピストルズくらいしか聴かないし(ピストルズは普通にロックしてるので好き)「レコード・コレクターズ」の特集で読んだ程度の知識だったが、詳しい時代背景も勉強になったし、思い入れが先走るような押し付けがましさも無く、気骨を感じたし最後まで興味深く読めた。ロックしてるなあと感じた。
    あと、特にビートパンク辺りについての辛辣な書きっぷりがよかった。確かに当時から胡散臭かった。笑ってしまった。
     
    続きを読む

    投稿日:2024.03.04

  • waga

    waga

    ・「教養」「パンク・ロック」非常に食い合わせの悪い単語をタイトルに頂いたこの本。本屋の店頭にこんなタイトルの本があったら、「クソが」と毒づき普通にスルーだ。著者が川崎さんで無ければ。僕はこのタイトルが好きでは無い。
    ・本の冒頭このタイトルの意味が語られる。「パンク・ロック」こそ「教養」という文脈が必要な音楽である事。好きでは無いがそこで語られた事は僕も普段から薄ら感じていた事だった。
    ・本の内容はパンクのあれやこれや、知ってる事や知らなかった事、そこからの川崎さんの推測等、無類に楽しく、興奮する物だった。最高。
    ・でもやっぱりタイトルで損してるよな。(新書ってとこも…)ほんと「クソが!」と思う様な人が面白がれるし、届いて欲しい。
    ・なので何年後かに増補版で単行本化を、タイトル変更で希望します。また読みます。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.15

  • ハナハル

    ハナハル

    あれ?これ、全然読めなかった。
    途中下車してしまった。
    パンクはそんなに好きではないジャンルだけど、
    嫌いというわけでは無い。なのになぜ?
    教養として聴く(読む)ものでは
    無いのでしょうね。私にとっては。続きを読む

    投稿日:2024.01.06

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