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葉山莉子 / タバブックス (4件のレビュー)
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総合評価:
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momoyo
実際にTinderを使った際に「日記を送り合う」という行為をしながら、関係を構築していく話。 私は、芸術や建築に疎いので、彼女の展示会探訪のあたりで、途中途中でさらりと読めない部分もあったが、文章力の…高さにただ引き込まれた。 ところどころで、「同じことを感じてた!」と思うフレーズもあり、根本的には自分と似ているところがあるのかな?と思う節も。 「暗くなっていく空を見て、彼が「これは夜明けの湖だね」といった。わたしがTinder内でいきたいといったのは、夜明けの湖だったのだ」 これは、昔読んだ金城一紀の「GO」内にある 「彼女は、「勝手にしやがれ」のジーン・セバーグのようなショートカットだった。 そして、僕は、「勝手にしやがれ」のジーン・セバーグが大好きだった」 というシーンに似た、恋する相手との尊い瞬間だなと思った。 「彼」の日記にもあるように、彼は稚拙な方法で背を向けたわけだけど、それでもリアリストと言う自負のある筆者が最後に流した涙や、あなたの日記、好きだよという言葉は、エモーショナルで好き。 双方のあとがきもよかったので、ぜひ最後の1ページまで読んでもらいたい。 続きを読む
投稿日:2024.04.27
すべての本読み読み委員会
「衣」「食」「住」3本の軸がしっかりしていて、自分の欲求を誤魔化したり、見て見ぬふりしないところが好き。こんなに良い生活の記録を読めてもう2024年は満足した。
投稿日:2024.01.23
sara
タバブックスからのメールかなにかで目にして、試し読みしたら題材が面白く購入。 途中途中でなにしてんだか…と日記さんにケチをつけたくなったが、自分と被りまくり。WINDPARADE私も行ったし…!最後の…方は彼のことなんだこいつわからんなぁと同じ気持ちになり笑った。 読んでて楽しかったし今後も気になる〜!続きを読む
投稿日:2023.11.30
りく
このレビューはネタバレを含みます
序盤は正直鼻についた、なんか楽しくやってんな、と でもこれは裏返すとすごく羨ましかったんだ でもそれゆえ日記さんに感情移入することはなく へぇ、ふぅん、とノレないままで読み進めていたら あぁ、恋してるんだ。と(ようやく)気づいた頃から 日記に高揚感と湿り気が、それと同時に切なさまでが 渾然一体となった状態となり読むことを止められずに そのまま一気に読み終えた とても尊い数ヶ月を追体験した気分、恋ってすごい。
投稿日:2023.11.07
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