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芦花公園 / 新潮社 (27件のレビュー)
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kurukurukenken74
このレビューはネタバレを含みます
一つの家族が深く関わる、それぞれの暗く歪んだ短編集。 絶望に包まれる最中、美しい男との出会いが彼らの人生を変える。 なぜがその男に魅せられ、心を許し、心の内を吐露してしまう。 そして、ある時期に贈られる謎のプレゼント。 はたして彼は何者なのか? 絶望に沈む人々に、更に追い打ちをかけて突き落とす物語。 嫌い…ではないが、気持ちが落ちている時に読んだため、ちょっと沈んだ。 きっと毎年この時期になったら思い出してしまう…
投稿日:2024.05.05
千代
この著者の書籍化された小説はほぼ読んでいます。 著者はクリスチャンで以前の著作にもキリスト教に絡めた作品がありました。 『食べると死ぬ花』はその集大成と言っても過言ではないのでしょうか? 私は聖書を読んだことはありませんが、久根ニコライの話す言葉は聖書の内容を一般人にも分かりやすく伝えようとしているのでは?? そんな気がしてなりません。
投稿日:2024.04.11
渉猟
つべの紹介に惹かれて買ったが鬱要素が薄く物語も中途半端だった。ただ統合失調と神話の組み合わせは好みだった。
投稿日:2024.03.16
さな
気味悪い謎の男が関わって不幸になっていく一族?の連作短編。不穏な空気は続くしニコちゃんの正体と花にはへーと思ったけど『とらすの子』ほどの衝撃はなかった。面白すぎる作品あるとハードル上がる……
投稿日:2024.03.06
suzuka
2023/11/26予約 7 久根ニコライ、一花、ミエル、何がなんだか理解できず残念。 それほど目を惹く容貌のニコライ、ぜひ見てみたいな。
投稿日:2024.03.03
浅葱
ある一家の人々を一人一話で描い短編集。 キリスト教でいう父と子とと、日本の家父長制が重なり合ってまあどれも嫌な話。 誰もが生きていくことに絶望し、差し出されたものを間違って使い地獄への道を進む。渡す方…も間違えるってわかってんだろうに、苦しむことが信仰であり素晴らしいことだということかと思ったが、それは日本での家族にも使われる言い回しだなと思い更に嫌になる。 元凶の父はどちらにも罰はない。続きを読む
投稿日:2024.02.22
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