【感想】地図と星座の少女

キラン・ミルウッド・ハーグレイブ, 佐藤志敦 / 岩波書店
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ゲスト

    ゲスト

    閉ざされた美しい島のアリンタの
    伝説とその島伝わる千年前の地図。
    主人公のイザベラの勇気と総督の
    娘ループの友情と絆は悲しく幕を
    閉じるが、イザベラを包む地図職人
    の父、幼馴染の勇敢なパブロ周りの
    々に包まれまた島は動き出す。
    人にはそれぞれ体に刻まれた地図が
    あるのだから。
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    投稿日:2023.12.20

  • 木の実

    木の実

    ハリーポッターみたいな怖さとリアルさがあるファンタジー。正しいと思うことへ向かう強さ。親から受け継いだものを大切にしているところ。熱い友情。スピーディーに進むストーリー。魅力の多い作品だ。
    悲しいこともたくさんあるけれど、読み終わるまでに気持ちが落ち着くようにできている。安心して読めるお話だ。
    全てを語らず、余韻を残しているところも素晴らしい。
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    投稿日:2023.11.17

  • えんじぇる

    えんじぇる

    読み終えるのに時間がかかった。細やかな表現が美しすぎて、ストーリーが頭に入らなかったのだ。

    地図職人の父を持つイサベラは、友人であり島の総督の娘のループを探しに森へ入る。
    父さんが話してくれた炎の魔物ヨーテの物語が次々さと実際におき、島は漂流することになる。
    小さな島を舞台にスケールの大きなファンタジー。
    あとがきにもある通り、緯度経度が記載してあり、次回読むことががあれば地図を片手に読み直したいと思う。

    #中高生
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    投稿日:2023.10.25

  • hosinotuki

    hosinotuki

    このレビューはネタバレを含みます

    ジョヤ島で暮らすイサベラは地図職人の父が語るアリンタの伝説を信じていた。
    ある日友が殺され、その犯人を追ってループも姿を消す。娘を探す提督、イサベラも母の形見の地図を持って捜索隊に加わる。ループと出会うまでの冒険と出会ってからの迷路での脱出劇。アリンタの伝説は正しかった。最後ループの犠牲によってイサベラは助かり囚われていた人々を解放する。父母への信頼、ループへの友情と勇気、面白かった。
    ジャヤ島はどこか、ポルトガルの西あたりを探してみた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.08.31

  • mipo(m.Kohara)

    mipo(m.Kohara)

    骨太なファンタジー。主人公イサは「冒険と地図と、悲しい結末の“伝説”が好きな13歳の少女。「伝説は、おおむかしに本当にあったのに、みんなが現実じゃなかったっておもおうとしていることだよ」というイサのセリフに頷くばかり。イサは、大国から見たらいわゆる流刑地と呼ばれる地に住むふつうの女の子。女の子だからって冒険しちゃいけないの?と思う気持ちに大共感でもこの作品でとりわけ惹かれたのは、イサの友だちループで、〈ジョヤ島〉の総督の娘だ。彼女の父娘関係にぐいぐい引きこまれた。薄々感じていたけれど、謝辞にあった「むかしながらの祖父母像からいちばんかけ離れた、だからこそ最高のイボンヌとジョンに」という作者の言葉から、やっぱりそうだと思った。この物語は書かれてないことを想像する楽しみがある。続きを読む

    投稿日:2023.07.01

  • rina

    rina

    ハリーポッターや、ディズニーの映画を見た後のような感覚になった。
    信じられないことが次々起こって、ハラハラさせられる作品。

    最後に全部答え合わせするわけではなく、わからないままの謎もあってまだまだ読みたいなーと思いながら読み終えました。続きを読む

    投稿日:2023.06.12

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