【感想】万葉集(一)

佐竹昭広, 山田英雄, 工藤力男, 大谷雅夫, 山崎福之 / 岩波文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
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ブクログレビュー

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  • seiyan36

    seiyan36

    2013年の刊行された、岩波文庫の万葉集。
    5分冊の1巻目。

    万葉集を生涯にわたり、趣味の一つにしようと意気込んだが、あえなく挫折。
    気が変わって、やる気が出てきたときは、この本を購入しよう。


    ●2022年12月17日、追記

    ウィキによると、

    天皇、貴族から下級官人、防人(防人の歌)、大道芸人、農民、東国民謡(東歌)など、さまざまな身分の人々が詠んだ歌が収められており、作者不詳の和歌も2100首以上ある。7世紀前半から759年(天平宝字3年)までの約130年間の歌が収録されており、成立は759年から780年(宝亀11年)ごろにかけてとみられ、編纂には大伴家持が何らかの形で関わったとされる。完本では鎌倉時代後期と推定される西本願寺本万葉集がもっとも古い。
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    投稿日:2020.10.24

  • Στέφανος

    Στέφανος

    巻第一◆巻第二◆巻第三◆巻第四

    校注者:佐竹昭広(1927-2008)、山田英雄(1920-)、工藤力男(1938-)、大谷雅夫(1951-)、山崎福之
    解説:大谷雅夫(1951-)

    投稿日:2018.10.20

  • じゃりねこ

    じゃりねこ

     小五のときに小倉百人一首を丸暗記(母親相手に毎日二回、かるた取りをして覚えた)したのが幸いし、古典が読めなくて困った、という記憶がなかったりするのだけど、万葉集をきちんと読んだのは、やっぱり大学に入ってからだった。

     ―――そして後悔。これ、なんて面白いんだろう!
     どうしても注目されるのは歴代天皇や、女性歌人の詠んだ秀歌であるのだけど、いわゆる「庶民」の詠んだ、日々の生活の呟きのような歌が本当に面白い。
     別れた男に対しての
    「お前みたいな冷たい恋人なんか、冬の川に浮かぶ鴨にでもなっちまえ(そしたら少しは私の気持ちもわかるでしょうよ)」だの、
    「あんたなんか厠の下を泳ぐ魚でも食って、食あたりを起こせばいいのよばーかばーか」
     てな歌を読んでいると、1000年2000年たったくらいでは、人間の本質って変わらないのねー、と、しみじみできること請け合い。
    (だからこそ、過去の過ちを繰り返さないように、歴史に学ぶところは多いんだなあ、と……)
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    投稿日:2011.07.28

  • ご隠居

    ご隠居

    上巻には巻1~10を収録。校訂のみで訳は含まれていない。上下巻あわせても800ページに満たない分量だから、他の『万葉集』と併読比較しながら読むほうが理解が深まりそう。

    投稿日:2011.02.09

  • ぽん太

    ぽん太

    佐々木信綱編の上下巻です。私が持っているのは誰の校訂だったかな? 日本には昔から「歌」がありました。嬉しい時、哀しい時、切ない時、淋しい時、恋している時、「歌」で心や自然を表現する伝統を持っているなんて、なんて素敵なんでしょう。続きを読む

    投稿日:2007.05.23

  • yogyog

    yogyog

    学生時代の教科書を未だに読んでます。国王(天皇)の恋の歌が収められた歌集は世界を見渡しても万葉集くらいしかないのだそうです。貴賎を問わず良い歌が幅広く収録されているところも感動です。ただ、この本には現代訳がついていないので自分で調べないと読めません。よって星四つ。続きを読む

    投稿日:2005.11.25

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