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似鳥鶏 / 角川書店単行本 (13件のレビュー)
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がじ丸
ひょんな事から『怪異』が認知できるようになった「ネズミ」と、彼をスカウトした唐木田探偵社の個性的なメンツとのやりとりや文字通り血みどろな『怪異』との戦いを描いた作品です。 作品中での怪異は皆様ご存知…のトイレの花子さんやらターボばばあ、くねくねやら姦姦蛇螺といった都市伝説をネタにしたものばかり。それらが巻き起こす怪異をネズミをはじめとした唐木田探偵社の面々が退治していくのですが、退治方法が殴ったり切ったり銃火器で撃ったりと物理方法のみ。全編グロテスクな描写が続きます。また物語も重要人物が序盤であっさり亡くなったり、主人公も身体を欠損したりするもののそれを感傷的に描かず「そんな事もある」くらいの軽い扱いをしているのが面白かったです。 終盤もそれまで張っていた伏線を見事に回収しての展開だったので良かったです。 血生臭い描写が続くので人は選ぶかもですが、月の謎とか解明されてないのでシリーズ化されそうです。続きを読む
投稿日:2024.03.23
nyonboo48
『理由あって冬に出る』のころからそう思っていたけれど、本書もタイトルが秀逸。キャラが立っていてマンガやアニメ的。ただ全員の名前とイラストが最後まで一致せず、あやふやだった人がいたので(雄馬と社長)、キ…ャラクター表(イラスト付き)があったら助かったかも。アクションシーンはマンガかアニメで観ることができたらより楽しめるのではないかと思う。続きを読む
投稿日:2024.03.18
猫村
実体化した都市伝説に物理で挑む若者たちのお話。 ホラー感はないけれど話の骨組みはしっかりしてて、登場人物たちのキャラクターもバックグラウンドも作り込んであるので奥が深い。 出てくる登場人物全員に好感が…持てるので、バトルのたびにハラハラしながら読みました。 オススメ!続きを読む
投稿日:2024.03.17
ぽてち
茶褐色で異様に大きい月が見えたら要注意。あなたは“あちら側”の人になっているかもしれない。 本書の主人公であるネズミも偽の月を見るようになった1人だ。そして現実が乖離していく感覚を覚えた後“思い出女”…に襲われる。彼を救ったのは唐木田探偵社の2人だった。探偵社と名乗っているが、実態は現実化した都市伝説の怪異を駆除するのが仕事である。そしてその方法は物理だ。 なかなかにスプラッターな作品だが、それを差し引いてもおもしろかった。トイレの花子さんと口裂け女くらいしか知らないが、都市伝説ってこんなにあるの? キャラも立っていて続篇を熱望する。続きを読む
投稿日:2024.02.14
ゆふぃ
このレビューはネタバレを含みます
怪異は認識されることで存在する、というところからのアプローチが面白い。濃い周りのキャラたちもみんな愛せるキャラクターで好き。
投稿日:2024.02.04
さいち
タイトルからは予想できない展開。 物理的対応が可能という前提からして面白かった。 グロいのが苦手な方にはおすすめしない。 差し込みのEMPLOYER'S FILEにより、人物像が深堀りされるので、…物語の厚みがたんだん増していく。 物理的対応中のシーンは、緊張とワクワクゾクゾクの連続だった。 「思い出女」で、過去に読んだ(どうしても本のタイトルが思い出せない)、木の枝にぶら下がった綱がギィと軋む音がだんだん近づいてきて、最後にはその綱で首をくくらずにいられなくなるという怪異を思い出した。 遭遇するなら、いきなり系も怖いけれど、ゆっくりと日数をかけて迫ってくる方が気持ち的にはきついかも。 続編、出ないかなぁ。続きを読む
投稿日:2023.12.26
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