【感想】イグジット

相場英雄 / 小学館文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • arito1204

    arito1204

     日経ビジネスで連載された際には途中まで読んだ『イクジット』。仙台の地方銀行に勤務していた同級生が追い詰められ自死したことを受け、その裏に潜む社会課題の取材を開始した雑誌記者の主人公。ネタバレで詳細は控えるが、アベノミクスを推し進める中で、リフレ派、反リフレ派の日銀内での内部対立がリアルに展開される。暗躍するフィクサーと対峙する主人公の行く末が興味をそそったが、やはり政治の力は絶大であると痛感せざるを得ない。我が国のイクジット(出口)はどうなるのか?今後の植田日銀に期待である。続きを読む

    投稿日:2024.04.05

  • NFCC図書館

    NFCC図書館

    出版社の営業・池内貴弘は急な異動で月刊誌の経済担当に。彼女は自殺してしまう。一体なぜ?周辺取材から見えてきたのは苦境の地銀と、過酷なノルマだった。政界の重鎮の命を受け、日銀総裁人事にも関与していたようだ。池内は、古賀の暗躍を白日のもとに晒そうと奔走するが―。(e-honより)続きを読む

    投稿日:2023.12.19

  • yo

    yo

    フィクションでありつつも実在の人物をモデルにキャラクターを描いているためイメージしやすかった。ただ、小説としては少し盛り上がりが欠けている気がした。

    投稿日:2023.12.13

  • MASIA

    MASIA

    金融界のフィクサーとして裏の仕事をする古賀遼。
    『不発弾』の古賀遼、と、気づく。

    仙台あけぼの銀行の行員である元恋人の死をきっかけに、苦境に喘ぐ地銀の取材を開始する月刊誌『言論構想』記者・池内貴弘。

    金融コンサルタントとして取材した古賀が伝説のフィクサーと知り、池内は取材を進める。

    その最中、日銀副総裁の不倫スキャンダルが発覚。
    事態は政界をも巻き込んだ金融危機へ…

    度重なる金融緩和政策や国債発行で日本は、もはや『ノーイグジット』とされる危機、瀕死の状態であると気付く。

    池内や堀田が日銀のクーデターを記事にしようとするが…

    結局、池内の元恋人の自殺の原因もよくわからず。
    ただの銀行員がひとりで金融コンサルタント・古賀に会いに行き、相談をもちかけるのも??
    池内の営業部からの異動理由も??
    古賀は最後には姿を消し…

    何か疑問が残りすぎる…

    何か詰め込みすぎなのか、モヤモヤ感が残る…

    古賀が主人公でよかったんじゃないか。
    経済の詳細な話をするために、記者になりたての池内を登場させたんだろうが…

    古賀の裏社会での暗躍をもっと見たかった。

    古賀はまた帰ってくるんだろうが…

    続きを読む

    投稿日:2023.11.06

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