【感想】宇宙に質量を与えた男 ピーター・ヒッグス

フランク・クローズ, 松井信彦 / 早川書房
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
0
0
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • kun92

    kun92

    物質に質量を与えるヒッグス粒子の「生みの親」がノーベル賞を受けるまでの物語。
    単に伝記ではない。素粒子物理学を取り巻く状況の変化、理論についてもかなり分かりやすく説明してくれている。

    スイスイ頭に入るのだが、この辺の本読んでいつもそうなのだが、読み終わると何も知識として残っていない。うーむ。難しいというか、対称性とか、繰り込みとか、何のことやら何でそんなに騒ぐのか全く理解できてへんねん、きっと。

    ヒッグスの謙虚な人柄が目を引く。

    その「理論」、ほぼ同時に6人が提唱していたらしいんだが、それを検証する方法としての「ボゾン」の存在に言及したのがヒッグスだけだった(の?)。
    加速器の予算稼ぎのためにヒッグスボゾンがクローアズアップされた一面もあった様だが、事実発見。その発見も、パンと見つかったのではなく、蓋然性の確率が一定の水準を超えたということだったんか。

    難しすぎる。

    そもそもヒッグスボゾン、通常物質レベルの質量には関係なく、素粒子に構造をあたるものだという説明と、すべての物質に質量を与える、みたいな記述があって、頭が混乱している。

    だが、本としては十分に面白く読めた。

    結局、ヒッグス場って何?
    続きを読む

    投稿日:2024.01.17

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。