【感想】ふしだら・さくら

瀬戸内寂聴 / 新潮社
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • reso100

    reso100

    短編が3本と長編が1本の構成だが、寂聴さんの著書、初めて読んだ.長編の「ふしだら」が楽しめた.房事の描写が良い、女性の視点からの目線が隠微な感じだ.藤巻清明と妻智江の生活を辿りながら、娘美々と哲也の交際の話を織り交ぜながら、西尾はな子との修羅場、上原圭子と熱愛など清明の女癖は尽きる事がなく連続している.肝臓がんで死ぬ場面「せいぜいゆっくりおいでよね.あちらで、しばらく一人でいさせてくれ」と妻に宣う清明.満点の人生だったのだろう.羨ましい!続きを読む

    投稿日:2024.04.28

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