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矢野耕平 / KADOKAWA (1件のレビュー)
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言語学者の研究知見や、あるいは文筆業に携わるもの言葉のあり方に対するエッセイといったものでこういった題材を取り上げるものは偶に手を取るが 受験指導者の筆者によるものとして、教育に関する議論に近い立ち位…置で、受験における国語教育の例を取り上げるもの。 その教育成果の是非は措いておくとして、高難度の中学受験ではどのように国語教育が測られているかは態々かかる学校の過去問を手に取る機会も少なく、まとまった形でパターン化されることで見えてくるものもあるように思う。 筆者の雑感に近い部分も個人的には興味深かったが、想定読者層としてはかかる年齢の子供を持つ親世代であろうこと。 紙幅的に仕方の内面もあるが、例題の解説にページが割けないために読み進めるにモヤモヤが残る部分が気になる。 教育現場の声として国語教育の危機が叫ばれるルポなどが散見される一方で、上位層が目指す教育と国語のあり方には劃然としたものがあるわけだが、家庭及び学校における教育は本著でもこれをすればいいで済むような安直な話が出るわけでもなし、難しい話である。続きを読む
投稿日:2023.12.02
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