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C・A・ラーマー, 高橋恭美子 / 創元推理文庫 (7件のレビュー)
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総合評価:
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ちゃかぽこ
このレビューはネタバレを含みます
面白かった。 3作目で、キャラの紹介が必要なく、ワイワイやりとりしたり、いろんな人に聞き込みに行ったりで楽しめた。 アンダースがあまり活躍しなかったのが残念。ブレーキ役でいるのは嫌だよなあ。でもやっぱ必要だと思う。ジャクソンとはうまくいく雰囲気があるけど、どうだろう。インディラとは仲良くなれそうな雰囲気で良かった。 トリックとしては、上映映画通りすぎる。だとしても、やっぱりどうやって?の詰めのところは面白かった。 次も楽しみ。
投稿日:2024.03.18
ぼじょまる
・あらすじ マーダーミステリーブッククラブのメンバーが参加した野外上映会終了後、近くにいた女性の絞殺死体が発見される。 メンバーはまた独自に調査を開始していく。 ・感想 とある用語からそっちに繋げるの結構無茶じゃね?って思ったり…。 以下は推理要素では無く個人的に合わないと思った部分の感想。 3作目なんだけどやっぱりこの作品は残念ながら合わないな、と実感したので次作はもう読まないかも。 登場人物の思考回路や行動原理も理解できなかった。 基本的にキャラの好悪で作品の良し悪しや好き嫌いは決まらないんだけど、独善的なお節介人間が好きじゃないからかもしれない。(この系統のタイプの主人公はよく見かけるけど往々にしてあまり好みじゃない作品な気がする) あと自分達の仲間じゃない人を影でdisってる(割りと頻繁に)のも嫌だし、主人公ageの方法が周囲の人間をsageるタイプの作品なのも好きになれない要素かも。
投稿日:2024.02.25
おけいはん
このシリーズは固定メンバーのキャラクターの良さが何より魅力的。こんな集まり一度はやってみたい。しかしながら、いつでも恋愛感情を持ち出して相手にイライラをぶつけるアリシアに前作あたりからうんざりし始めているのも事実。 ただ、最初の読書会での会話で「探偵として警察に協力を要請されるポアロよりも、自分が見聞きしたことのみで推理するマープルの方が上」というニュアンスの会話がなされており、ジャクソンと付き合うようになったアリシアがある意味ポアロ寄りの立場になっているところに皮肉を感じる。 前作のクルーズ船での事件に比べると派手さは劣るものの、大衆の目がある中で堂々と殺人が行われ、被害者の周辺に座っていた人物一人一人を丁寧に辿っていくプロットはクリスティらしくて面白かった。 翻訳者の方曰く、新規メンバーが増え(その一人はこの作品であからさまなミス・マープルだった人)舞台がクローズドサークルとなる第四作が一番面白いとのことなのでこれからも追いたいシリーズ。
投稿日:2024.01.16
シュン
野外上映会という言葉からは幼児の頃の記憶が沢山蘇る。ぼくは小学生の途中から開発の進みつつある埼玉の団地で暮らしていて、その団地の中には公園があった。かなり広大なイメージがあるがそれは子供の眼を通して…であったから、今そこにゆくとえっと思うほど狭く感じられるだろう。そもそも昭和30年代の建物群がそのまま残っているかどうか。 そんな団地住まいでとても楽しいイベントの一つがこの野外上映会だった。無料で映画を一本楽しめる夜のイベントである。見た記憶があるのは、『大竜巻』という時代映画だが、正式名称は今調べると『士魂魔道 大龍巻』(東宝1964年公開)。これは子供にもなかなか面白い特撮映画で、かなりのオールスターキャストだったから、リンクを貼っておきます。他に覚えているのは幼児向けのディズニーアニメなど。広場いっぱいに茣蓙を敷いて、ぼくらはその時だけ空中に張られた巨大スクリーンで野外映画を楽しんだのである。 椎名誠『風にころがる映画もあった』というエッセイでは、台風か何かがやってきて、上映中にスクリーンが外れて風に転がってしまった顛末が書かれていて、楽しかった。アメリカでは駐車場形式の映画上映を楽しむシーンなどが当たり前にあったので(コッポラの『アウトサイダー』だっけ?)、小手指にある同形式の映画施設は『ぴあ』にも上映スケジュールが載っておりそれなりに話題になっていた。今思えば一度くらい。行っておけばよかった。 さて前段が長くなったが、本書は野外上映会を殺人の舞台にした物語。アガサ・クリスティーへのオマージュのシリーズで、なおかつコージー・ミステリーというふれこみの<マーダー・ミステリ・ブッククラブ>シリーズ第三作であるから、殺人現場で上映されていたのは『地中海殺人事件』(原作は『白昼の悪魔』)。野外上映会という不可能に近い現場で、カップルで来ていたうち女性一人だけが殺害されていたという、かなり不可能に近い事件が今回の目玉である。 オーストラリアではこうした上映会が今も当たり前に開かれているようで、夏の星空イベントとしてみんなが楽しんでいる様子が描かれる。でもそこに沸き起こった不可能殺人。我らがミステリ・ブッククラブの個性的面々がその裏を探るうちに、殺人に至りそうな暗い要素がいくつか見えてくるのだが、ミスリードあり、ブッククラブメンバー間の摩擦あり、などコージーならではのレギュラー要素たっぷりの面白みが味わえる。 ミステリーの中身にも手を抜かないのがこの作家の特徴で、スリリングで手に汗握るそして暗い様相のミステリに疲れた心を少し和らげてあげるときには、このシリーズとワニ町シリーズがおススメです。もちろん気分が沈んだり、難しいことをあまり考えず、明るい殺人事件(?)に向かい合いたいときにはなかなか宜しい読み物であると思う。仕掛けもしっかり組まれているし、レギュラーメンバーたちの個性、その楽しさも含めて、ぼくは精神的特効薬として本シリーズを手に取っている。現代の暗さをふっとばして、このクラブメンバーには頑張って頂きたい。次作では4名もの新メンバー登場とか。 さてぼくの中でのクリスティは、エラリー・クリーン同様に古典であり、必読書であります。中学生くらいの時かな、学校の図書館で借りた件の古典ミステリーを一日一冊読んでいた日々、というのはある意味病気でしょうか? 卓球部で厳しいトレーニングに堪え(20人の新人中6人しか残らなかった)ながら本の虫でもあったあの頃。今でもあまり変わっていないのだけれど(汗)。続きを読む
投稿日:2024.01.06
あさみちゃん
殺人事件の捜査にしては牧歌的、、。そしてこんなに素人が捜査に介入していいの?と毎回疑問が湧きまくり。恋人を取り戻すため、というアリシアの理由も納得できない!こんなこと言い始めたらお話成立しないんですけ…どね。毅然としてたインディラもブッククラブに懐柔されちゃうし。ストーリーは楽しめましたよ!続きを読む
投稿日:2023.12.28
久能整
マーダー・ミステリ・ブッククラブシリーズ第3作。今回は主人公の新たな恋人やメンバーの脱退など、物語を大きく動かす展開が多かった。「犯人は多分こいつだろう。」という予想はしていたが、完全回答とはいかなかった。
投稿日:2023.12.21
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