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三田誠 / 新潮文庫nex (4件のレビュー)
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ao-neko
事件の起きた現場で「死」を喰らう檻杖くのり。魔女とされる彼女はいったい何者なのか。ややファンタジックで、危うく甘やかな雰囲気に満ちた青春ミステリです。 謎そのものはさほど大きくなく、謎というならくのり…の存在自体がとんでもない謎なのですが。ミステリアスな雰囲気にぐっと惹きつけられます。そして全編に漂う「死」の雰囲気が、静かながらも存在感があって印象的でした。ほのかな恋愛要素も甘さよりもむしろひんやりとした雰囲気を感じさせられます。続きを読む
投稿日:2024.05.06
馬南神空
特殊能力を持つ少女と、そのバディ的立ち位置を取らされてしまう少年を主人公にした連作ミステリ。物語の発端では少女の能力を謎にして、物語のエンジンにしている。それはそれでいいのだが、特殊設定ミステリとして…みると、ゲームのルールを知らされないままゲームをやらされているようなもので、推理もへったくれもない。第一話では、この時点では存在するかもあやふやな能力を、更にひねった使い方をするというのがメイントリックで、特殊設定ミステリとしてどう、とかいう以前に何が何だか解らない。怠惰な読者にも能力の詳細が明らかになるのは二話目の終わりくらいで、本番は三話目以降だろうか。この辺りからグッとノリがよくなるが、続く4話目はエピローグ的なエピソードなので、盛り上がったと思ったらお終いである。出ることが決まった2を期待してねと言ったところか。続きを読む
投稿日:2023.12.28
tsucchy
魔法=魂降ろし=嘘? なめる行為は、必要ある? なんとなく強引で、ザラザラした感じを受けた。 自分にはちょっと合わないかな。
投稿日:2023.10.09
mui-mui
被害者もしくは犯人の記憶に共鳴してしまうので、ある意味ではミステリーとしては反則な気もします。ただ読者目線で推理する材料はちゃんと提示されるので、ミステリーとしてはちゃんと成立しています。 キャラクタ…ーはなかなか魅力的です。シリーズ展開するようなので、続きも楽しみです。続きを読む
投稿日:2023.09.07
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