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イングランド銀行, 村井章子 / すばる舎 (4件のレビュー)
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総合評価:
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黒山羊
良い本でした。 ファスト教養のように浅くなく、かと言って専門書のように深くなく、基本的なことをサラッとおさらいできるのでとてもよかった。 私は経済学をちゃんと学んだことがないので、少し頓珍漢なこと…を言うかもしれないが、経済学というのは不確かなものを追求する学問なんだと改めて感じた。 様々な理論が打ち立てられるが、100%確かなことは言えないし、趨勢があったり派閥があったり。 その傾向があるとか大筋はあっているとか。 物理学のようにまったくもって正しい数式は存在しないし、不確かなランダム性やカオス理論に影響されてバブルがはじけてしまう。 どうしても経済学が有耶無耶でとっつきにくいものという印象を受けてしまうのも、そのためだろう。続きを読む
投稿日:2024.04.08
匿名希望
このレビューはネタバレを含みます
イングランド銀行のエコノミストが記した経済学の入門書 説明が丁寧で分かりやすいと感じました。 10章で構成され、需要と供給の話や、市場の失敗、金利の、量的緩和、財政出動のお話など マイナス金利にした場合に、国民のタンス預金が増えるロジックなどはストンと腹に落ちました。預けるだけでお金を取られたら溜まらない。 経済成長は必要ないなどと言う人もいるけど、今の生活の質を維持するにも経済成長は必要 日銀もこの様な入門書を出せば国民にも身近になるのではと感じました。
投稿日:2024.01.14
kimukeng
イングランド銀行に勤務した著者が、経済学に対して平易に説明した本。経済学は硬いイメージがあり抵抗あったが、とてもわかりやすい内容であり少し親近感をもてたような気がする。
投稿日:2023.12.23
Go Extreme
経済学:希少性を扱う学問・すべてを扱う学問 家計の管理運営術=オイコス+ノモ ケインズ・「人間の性質や制度のどんな部分も関心の外にあってはならない」 ハーフォード:直面した選択肢の逆を考える 値下げ→…所得効果・代替効果 需要の価格弾力性 値上がりすると需要が増える「ギッフェン財」 フリードマン・ドクトリン 完全競争市場が成り立つ3条件:同じもの・多くの存在・完全な情報 外部性 ピグー税 ベバリッジ曲線 ヒステリシス クズネッツ・GDP手法 経済成長の落とし穴:不平等、幸福感の喪失、環境破壊 生物圏≒自然資本 絶対・相対優位 貨幣の長期中立性 ケインズ・「バビロニア人の狂気」 ニュートン・「天体の運動は計算することができるが、 人間の狂気は計算できない」 クマのぬいぐるみ投機「ビーニーベイビ—ズ・バブル」 段ボール消費量の急減続きを読む
投稿日:2023.10.18
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